【 問題 】
一階の住人は『足音がうるさい』
二階の住人は『そんなに大きな音は出していません』
と言っています。 実際はどうなのか?何が起きているのか?
唯一の正解は『一階の人が言うほど実際の足音は大きくはない。
しかし、一階で聞くと その足音は二階の人が実際に出した音よりも うるさい』です。 正解の方は以下を読む必要はありません。
『うるさい原因はすべて二階の人にあるのだが 実際の足音は
それほどうるさくない』 という奇妙な状態が出現しているのです。
原因は200ヘルツ以下の低い音です(オーケストラが音合わせをする基準音
『♪ラの音』が440Hz。1オクターブ下の『低い♪ラの音が220Hz』です)
これは ほぼ『 低周波騒音 (100Hz以下)』と言えます。
二階の人は大きな音を出している自覚がないので注意をしても
『 神経質のな人だな 』『 変な人だな ! 』とまともに取り合ってくれません。
一方、一階の人はうるさい状態が続くので『 注意したのにまたやってる! 』と
人間関係がどんどん悪化していきます。
騒音トラブルの原因のほとんどが 200ヘルツ以下の低い音(以下、U200と表記)によるものです。それは 騒音主に自覚がないこのU200騒音が最悪な人間関係を
生み出すからです。私このは仕組みに気付いてゾーッとしました。
またU200騒音は非常に防ぎにくいので現実的な解決策はあまり大きな音を出してはいない騒音主に理解してもらう以外ないのです。そしてそのためには集合住宅の
管理会社やマスコミからU200騒音の性質を広く知らしめてもらうことが必要です。