リカちゃんとの出会い‥ | あーだこーだ言ってもGOだなんです

リカちゃん人形との出会いは、幼稚園の頃。

リアルな着せ替え人形に憧れてました。


ある日、知り合いのオジサンが玩具を買ってくれる事になり、玩具屋へ。


何を買ってもらおうかとワクワク興奮して、あれこれと目移りしてたら姉が、お人形を手に。


『そうだ、リカちゃんを買ってもらおう』とリカちゃん人形を手に母とオジサンの元へ。


ところが母は姉が、お人形を手に持っているのを見て「おねえちゃんが人形を買うのだから、同じ物はダメよ」と言います。

姉が手にしていたのは(ハルミちゃん)

リカちゃんではないのに、母からすれば同じ様に見えたのでしょう。
何度も違う人形だと言っても聞いてくれません。

泣いて訴えても「そんなにワガママ言うなら買わない」とまで言われ‥オジサンが買うんじゃなかったかしら?と思いながらも、必死でリカちゃんが欲しいと訴えました。

「人形が欲しいなら、コレにしなさい」と母が見せてきたのは‥
アグネスチャンさんの人形‥というか、調べたらポピーちゃんという人形でした。

いやいやリカちゃんが欲しいと言うてますやん(泣)と、しつこいぐらいに訴えても、聞いてもらえずポピーちゃんを購入。

買ってもらえないよりはマシかと思いましたが‥値段がリカちゃんより、お安かったのではないかと今になって思いますけど。

ポピーちゃん、リカちゃんの様に手足が曲がらなかったと記憶してます。
若干サイズも異なり(違う種類てすから当然ですが)リカちゃんの服も着せ替えできません。

母にポピーちゃんもリカちゃんみたいに着せ替えれる服が欲しい、と訴えました。
すると母が作ってくれると‥
お友達の家に有る様なドレスを期待しましたが、出来上がったのは‥なんといいますか(ーー;)
大正2年生まれの祖母のお下がりの服を解体して、作った代物でツーピースですが、色合いも地味〜で記憶では泥の様な色合いでした。柄があったように思いますが色合いの方が強烈過ぎて‥トドメに着脱不可能でした。どうやって作ったのか脱がす事が出来ないって事は、着せ替えられんじゃんガーン

着せ替えがしたくてリカちゃんが欲しいと言ってたんですが、その後も買ってもらえず。
なのに増え続けるのは
ダイニングセット
タンス
ベッド
バイク
双子のミキちゃんマキちゃん。

欲しいのはリカちゃんだっつうの。

せっかく家具とか買ってあげたんだから、遊べと言われてもハルミちゃんしかないんだから、どうやって遊べと???

昭和20年生まれの母の頭は硬かった‥

姉の目を盗んでは(普段は放置)見つかって怒られて、母に「姉ちゃんが貸してくれん〜(泣)」と言っても
リカちゃんは買ってくれません。

そんなこんなで小学校の低学年を過ごしました。