新資格『スマートマスター』の第一回試験が2016年9月に実施されます
2016年06月24日
参照:スマートマスター資格概要|一般財団法人 家電製品協会認定センター
スマートハウスに関する新資格「スマートマスター」
最近、「スマートハウス」や「ゼロエネルギー住宅」といった言葉を耳にする機会が増えました。
国の方でも、2020年までに、新築戸建住宅の過半数をZEH(ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス)にするという目標を掲げています。
今後、スマートハウスやゼロエネルギー住宅の普及を進めるためには、スマートハウスやゼロエネルギー住宅のスペシャリストが必要となります。
そこで、新しくできた資格が「スマートマスター」です。
スマートマスターとは
『スマートマスター』は、スマートハウスのプロフェッショナルとして、家の構造・性能に関する知識、家電製品から住宅設備、さらにはエネルギーマネジメントまで、それらに関する技術や商品の動向を理解し、様々な製品やサービスを組み合わせる横断的な知識をもって、消費者個々のニーズに合ったスマートハウスの構築を支援する資格です。
参照:スマートマスター資格概要|一般財団法人 家電製品協会認定センター
つまり家だけではなく、太陽光発電やエネファーム・蓄電池はもちろん、エアコンなどもカバーした専門資格ということです。
2016年9月に初めての試験が実施されるという、まだまだ新しい資格ですが、時代の波に乗った資格だと思いますので、その内容についてご説明したいと思います。
スマートマスターの試験概要
スマートマスターの試験範囲は、大きく、「スマートハウス」に関する内容と、「家電製品」に関する内容から構成されています。
「スマートハウス」に関連する内容
•エネルギー問題 全般
•家全体
(省エネ住宅・住宅リフォーム)
•スマートハウスを構成する具体的な機器
(HEMSスマートメーター、太陽光発電システムなど)
以上のように幅広くカバーされています。
「家電製品」に関する内容
•エアコン
•冷蔵庫
•照明機器
(LEDなど)
以上のように、生活に身近な製品について学びます。
スマートハウスが普及する中、こういった一般的な家電製品もインターネットでつながって、自動で制御されたりスマホから操作できるようになったりしています。
そういった最新の動向についても学ぶことができるわけです。
スマートマスター2016年 試験日程
直近では、2016年9月4日(日)に試験が開催されます。
申請受付期間は、2016年6月1日~7月25日となっています。
興味があれば、記念すべき第1回の試験で資格を取得してみてはいかがでしょうか。
なぜスマートマスターという資格が出てきたのか?
少し前までは、太陽光発電なら太陽光発電だけで提案することが一般的でした。
他の製品と組み合わせるにしても、太陽光発電と相性の良いオール電化商品くらいでした。
ところが最近は、ひとつの製品に詳しいだけではお客様の立場に立った提案が難しくなってきています。
例えば太陽光発電と併せて以下のような相談も同時に受けるようになってきています。
•蓄電池との組み合わせ
•HEMSとの組み合わせ
•電力会社選び(電力自由化関連)
•断熱(ゼロエネルギー住宅関連)
•エアコンや照明(スマートハウス関連)などなど
当然ですが、販売する側はこのあたりの正しい知識を身に着けないと、お客様にきちんと説明することができません。
正しい知識を効率よく学ぶために資格を作ることになったわけです。
逆に言うと、消費者の立場であっても一つの商品を調べるだけでは、ご自宅に合った最適な買い物ができない可能性があるということです。
太陽光発電だけでも結構ややこしいのに、それ以外の商品も一緒に幅広く理解してから買うのは、あまり現実的ではありません。
つまり消費者にとって大切なことは、「いかに信頼できる業者を見つけるか」になるのではないかと思います。
そういった「信頼できる業者」の判断基準の一つに、スマートマスターという資格が今後入ってくるかもしれません。
まとめ
スマートハウスや、エネルギーマネジメント関連では、今回ご紹介したスマートマスター以外にも、色々な資格があります。
資格の良いところは、ある分野を網羅的に勉強できるところです。
2016年06月24日
参照:スマートマスター資格概要|一般財団法人 家電製品協会認定センター
スマートハウスに関する新資格「スマートマスター」
最近、「スマートハウス」や「ゼロエネルギー住宅」といった言葉を耳にする機会が増えました。
国の方でも、2020年までに、新築戸建住宅の過半数をZEH(ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス)にするという目標を掲げています。
今後、スマートハウスやゼロエネルギー住宅の普及を進めるためには、スマートハウスやゼロエネルギー住宅のスペシャリストが必要となります。
そこで、新しくできた資格が「スマートマスター」です。
スマートマスターとは
『スマートマスター』は、スマートハウスのプロフェッショナルとして、家の構造・性能に関する知識、家電製品から住宅設備、さらにはエネルギーマネジメントまで、それらに関する技術や商品の動向を理解し、様々な製品やサービスを組み合わせる横断的な知識をもって、消費者個々のニーズに合ったスマートハウスの構築を支援する資格です。
参照:スマートマスター資格概要|一般財団法人 家電製品協会認定センター
つまり家だけではなく、太陽光発電やエネファーム・蓄電池はもちろん、エアコンなどもカバーした専門資格ということです。
2016年9月に初めての試験が実施されるという、まだまだ新しい資格ですが、時代の波に乗った資格だと思いますので、その内容についてご説明したいと思います。
スマートマスターの試験概要
スマートマスターの試験範囲は、大きく、「スマートハウス」に関する内容と、「家電製品」に関する内容から構成されています。
「スマートハウス」に関連する内容
•エネルギー問題 全般
•家全体
(省エネ住宅・住宅リフォーム)
•スマートハウスを構成する具体的な機器
(HEMSスマートメーター、太陽光発電システムなど)
以上のように幅広くカバーされています。
「家電製品」に関する内容
•エアコン
•冷蔵庫
•照明機器
(LEDなど)
以上のように、生活に身近な製品について学びます。
スマートハウスが普及する中、こういった一般的な家電製品もインターネットでつながって、自動で制御されたりスマホから操作できるようになったりしています。
そういった最新の動向についても学ぶことができるわけです。
スマートマスター2016年 試験日程
直近では、2016年9月4日(日)に試験が開催されます。
申請受付期間は、2016年6月1日~7月25日となっています。
興味があれば、記念すべき第1回の試験で資格を取得してみてはいかがでしょうか。
なぜスマートマスターという資格が出てきたのか?
少し前までは、太陽光発電なら太陽光発電だけで提案することが一般的でした。
他の製品と組み合わせるにしても、太陽光発電と相性の良いオール電化商品くらいでした。
ところが最近は、ひとつの製品に詳しいだけではお客様の立場に立った提案が難しくなってきています。
例えば太陽光発電と併せて以下のような相談も同時に受けるようになってきています。
•蓄電池との組み合わせ
•HEMSとの組み合わせ
•電力会社選び(電力自由化関連)
•断熱(ゼロエネルギー住宅関連)
•エアコンや照明(スマートハウス関連)などなど
当然ですが、販売する側はこのあたりの正しい知識を身に着けないと、お客様にきちんと説明することができません。
正しい知識を効率よく学ぶために資格を作ることになったわけです。
逆に言うと、消費者の立場であっても一つの商品を調べるだけでは、ご自宅に合った最適な買い物ができない可能性があるということです。
太陽光発電だけでも結構ややこしいのに、それ以外の商品も一緒に幅広く理解してから買うのは、あまり現実的ではありません。
つまり消費者にとって大切なことは、「いかに信頼できる業者を見つけるか」になるのではないかと思います。
そういった「信頼できる業者」の判断基準の一つに、スマートマスターという資格が今後入ってくるかもしれません。
まとめ
スマートハウスや、エネルギーマネジメント関連では、今回ご紹介したスマートマスター以外にも、色々な資格があります。
資格の良いところは、ある分野を網羅的に勉強できるところです。