今年いったいあなたに何度会っただろうか。

僕はいったい何番目なのだろうか。

年の瀬にしては日があたたかくて、光をいっぱいに取り込んだ部屋は、なんだか今年の終わりじゃないみたいなゆるい空気が流れていた。

あなたの部屋はいつもカーテンを締め切っていた。

今日くらいは日差しを浴びて、誰にも会わずに過ごせているかな。

明日を乗り越えて、どうかまた約束の日に会えますように。

僕はひとつしか嘘をつかなかった。