2011年6月7日、再び富士山西麓をドライブ。行程は約400kmです。



かをるんのブログ-甲府1

この日の富士山。


 今回は河口湖へは戻らず、北へ貫けて甲府盆地へと入りました。


 精進湖から伸びる国道358号線を北上し(この線は可也山深いです)盆地へ進入。更に笛吹川に沿う国道140号線を西に。目的地は「みまたの湯」という日帰り温泉です。


 この140号線(笛吹ライン)には道の駅「とよとみ」があります。なんでも、全国の道の駅№1に選ばれたとかで、引っ切り無しに観光バスが入ってきては、沢山の方がわいわいと買い物に勤しんでおりました。

 ここでみまたの湯の情報をと思ったのですが、情報ブースにはそれらしきものが見付からず、やや当惑しておりましたら、すぐ前の道路脇に大きく看板が掲げてありました。どうも「とよとみ」のある所とは行政管区が違うらしく、コマーシャルやパンフ等置いていないようです。


 看板を頼りにすぐ南側の高台を登ること数分、ありました、立ち寄り温泉「みまたの湯」。駐車場から下を見ると、先ほどの道の駅が目の前に・・・。こんなところにも縦割り行政なんですね。



かをるんのブログ-甲府2
「みまたの湯」。


 あまり湯質とかに興味はないので、私のお風呂巡りはもっぱら雰囲気と景観。ここみまたの湯も、うわさ通りのすばらしい景観の露天風呂でした。

 北側に開けた甲府盆地が一望です。その盆地を囲む山々が薄曇りにボヤけて、またいい味を出していました。風呂場にカメラを持ち込めないのが残念です。写真は駐車場からのものです。



かをるんのブログ-甲府3


 歴史好きには更に感慨深い景色です。盆地の反対側、兜山の西裾には、武田信玄の居館だった躑躅ヶ崎の城館址(現武田神社)がほぼ正面に見えます。信玄が望んだ風景を逆位置から客観的に眺められるのは、なんとも想像を沸き立たせてくれるシュチュエーションです。

 その展望を黒いぬるめのお湯に浸かりながら、のべぇーっと眺めていた一時間でした。


 さて、次はもうちょっと北の湯を攻めてみますか。   kaolun