MRIとEUSの検査結果を聞きました。
結論、「所見は悪性ではない。」ということで半年後の検査を勧められました。
所謂、経過観察処分。(笑)
MRIとEUSの画像を見ながらの説明は大体↓のような感じ。
主に3つの嚢胞が一体となっており、おおよそ17mmの大きさであること。
嚢胞内の結節や、嚢胞壁の肥厚は見受けられないこと。
十二指腸乳頭から粘液の漏出は見られないこと。
主膵管は径3.5mmであり、拡張の程度が低いこと。
分枝型IPMNであり、主膵管型、混合型ではないこと。
>通常の超音波エコー映像。膵管は2.9mm、IPMNは17~14mm程度。
>過去の人間ドックで指摘されたことがない。
>あると分っていなければ発見できないのかも。
>EUSによる超音波エコー映像。
>通常のエコーより鮮明?かどうか、素人目にはよくわかりません。
>MRI映像。3つの嚢胞が解ります。
>CT画像よりも肉感がある感じで、組織の境界が判り易いのかも?
>しかし、皮下脂肪や筋肉の付きがよく判りますな。(笑)
>MRCP画像。実物は3Dで立体的に観ることが出来ます。
>3つどころか大小の嚢胞がブドウの房みたいになってます。
実はEUSが終わった後、看護師さんが
「生検はしませんでした。」
と独り言?で教えてくれたので、なんとなく想像はできてた。
とりあえず、「現状、黒ではない。」ということですね。
でもまあ、何とも言えない心境だね。
IPMNが厄介なのは、癌化すること、自然に消えないこと、切除するにはデメリットが大きいこと。
つまり、「白」にならないし、できないみたいな感じ?
存在を告げられるまで、IPMNがあるなんて微塵も知らずに過ごしてきたのに、
それが、発見後は意識せざるを得なくなり、多分それは残りの人生ずっと続く。
もし癌化したとして、仮に早期発見できたとして、仮に大手術したとして、仮に生をつなげたとして、
それでも到底満足な身体でいられる訳もない。
どんなことにもいえるけど、
幸福って、不幸な事実の存在を知らないこと
なのかもね。