IPMN絡みで、4月末にMRI(核磁気共鳴画像)とEUS(超音波内視鏡)の検査をしました。

 

どちらも初めての経験でした。

 

 

MRIは体が動かないように軟固定された状態で、狭いチューブ内に入ったまま20~30分ほどの検査です。

音楽の合間に入る呼吸の指示、続く大きな音。

 

不安を覚える方がいるそうですが、寧ろそちらが正常かも。

 

肉体的な苦痛は一切ありません。

私は最後は寝てしまいそうに、いや半落ちしてました。(笑)

 

装置もさることながら、部屋の照明が近未来的だったこと、

ロッカールームにも軽やかなBGMが流れていたことが印象に残りました。

 

 

EUSは胃カメラの先にエコーが付いたようなものでしょうか。

 

胃カメラと言えば、10年ほど前に飲んだことがありますが、本当に苦しかったです。

涙と鼻水とよだれを垂らして嘔吐反射を繰り返しながら、腹の中で棒が動いているのを感じつつ、

先生の指示に従って体を右や左に向けた覚えがあります。

 

以来、二度と胃カメラは飲みたくないと思っていたのですが・・・。

そういう訳にもいかないか。

車の運転は不可ということで、妻に仕事を休んで送ってもらうはめに。

 

とりあえず、最初は麻酔薬の氷を舐めます。

 

氷が解けた後に先生から説明がありました。

確か、「胃に穴開けちゃっても、すぐに何とかするから大丈夫」的なこと言ってたような。

 

でもこれ、言いたいことがあっても、舌が痺れて話せねーし。(笑)

 

続いて左を下に横になるよう指示され、マウスピースを咥えて、鼻の下に酸素?のチューブを付けます。

 

その後は、「鎮静剤を注射しますから寝ていいですよ~」と言われた場面から、

気付いたら「終わりましたよ~」と起こされてる場面に繋がってました。

 

間の記憶は一切ナシ!

 

喉の奥の痛みが、確かに検査したであろうことを示唆しているのですが、あの苦しさは味わわずに済んだようです。

 

ただ、別室に移動しながら看護師さんが「動いてましたけど、起きてましたか?」と聞いてきて、

「寝てました。」と答えたものの、

それって大丈夫だったの?と、ちょっと不安に・・・。

 

小一時間ほど寝た後、終了となりました。

 

まあ、検査中に目覚めることさえなければアリかな、と思いました。

 

 

 

IPMNの所見があって以来、色々な検査をしたけど、

結局のところ、黒になるまで延々と検査は続くんだよなぁ~というのが現状ですかね。

 

いまは、妙な達成感みたいなものだけが残って、先のことを考える気にならん。