ぽんぽこです。今日は暖かくて幸せでした
さて先日、Tくんの知能は高いものの、
ワーキングメモリが、人並み以下のポンコツであるということが分かったという記事を書きました。
何回も同じ話を本人にしないといけなかったり、
ストーブを消し忘れていたり、傘が学校に行ったら永遠に帰宅できないとか
まぁ、そういうTくんアルアルでぼやっと分かっていたのですが、
改めてネットの記事など読み漁ってお勉強もしてみました。
ワーキングメモリとは、つまり作業するために一時的に記憶しておく能力のことで、
どんな人間も結果的に忘れるのですけども、ここが弱い人は消えていく速度が速い!
授業中に黒板に耳慣れない文章を先生が書いたとします。
例えば
「花の色は うつりにけりな いたづらに わが身世にふる ながめせしまに
小野小町 (9番) 『古今集』春・113」
これをノートに書き写してね! と言われた際に
WMに問題がない人が和歌の部分すべてを一時的に全部覚えてノートに書けて
黒板を見上げる回数は1~3回としたら、
WMに問題がある人は、一気に覚えられないので
何回も何回も見上げながら書くので、「書き写す」という作業は
常人の倍の時間がかかってしまいます。
またこれの意味を、後ろの席の子に分かりやすく説明してあげてね
と指示された場合。
「花の色が、すっかり色あせてしまったなあ。
春の長雨が降って、私が恋愛に夢中になっている間、私の若く美しい時期が過ぎ去ってしまった」
と、Tくんの脳内で整理されたとします。
しかし、いざ口頭で説明を始めたとたんに
あれ…何だっけ、何処まで話したっけ? となり
進んだと思ったら戻ったりして、聞かされる側は訳が分からなくなります。
WMが不足すると沢山の物事を覚えるのは苦手なので、
支援する側が
「宿題をしてからゲームをするよ」と
伝えたとしますが、
ここが弱い子は机のそばにswitchが目に入ると
「あ、ゲームだぁ…」と思った瞬間、「宿題をやる」という事が
ワーキングメモリの袋から放り出されてしまいます。
ワーキングメモリが少なくなる原因は、
- 発達障害
- 睡眠不足
- 睡眠障害
- ストレス
Tくんは、赤ちゃんの頃から寝付きが悪く、寝ても「夜叫」といって、
夢でうなされて叫んだりします。
元々は発達障害の「神経のたかぶりを抑えてくれる」という目的で飲み始めた漢方で、
5歳からTくんの飲んでいる「抑肝散」という漢方ですが、
こちらを飲んで寝ると完全ではありませんが夜叫が減ります。
しかも睡眠薬ではないので倦怠感がありません。
これを5歳から、分量を調整しながらずっと飲んでいて、
最近は普通の子と変わらないくらい、発達障害の症例が落ち着いてきたので
2023年の夏休みから最近まで、実は漢方を卒業していました。
しかし、12月にインフルエンザに罹ったのをきっかけに
再び夜叫が気になり始めました。
そういう事もあり、今月からまた夜だけ飲むようになりました。
夢で叫んだり、うなされたりしているということは、
睡眠が浅く、実際には睡眠が足りていないという事です。
眠いのでイライラする。WM不足で
コミュニケーションに支障を来すのでストレスを感じる。
またWMが低下するという悪循環…。
鍛える方法も調べてみました。
まずは食生活でDHA/EPAを積極的に摂ることが効果的ということで…。
我が家は嫌われ者で魚があまり食卓にならびません故、
- 食事に魚の出番を嫌がらない程度に増やす。(しらすご飯なら食べられる)
- 子供用のDHAサプリを毎朝食べる
- アマニ油を食べる前に少しだけ振りかける
がんばります!