今回はMarlena Shawへの追悼の意を込めて…


僕なりに書いてみます



Marlena Shaw / Who Is This Bitch, Anyway?


1, You, Me And Ethel

2, Street Walkin' Woman

3, You Taught Me How To Speak In Love

4, Davy

5, Feel Like Makin' Love

6, The Lord Giveth And The Lord Taketh Away

7, You Been Away Too Long

8, You

9, Loving You Was Like A Party

10, A Prelude For Rose Marie

11, Rose Marie (Mon Cherie)





90年代頭、その頃の僕は70年代ブルースロックが大好きな典型的なギター小僧だった



1993年リリース

Jamiroquai / Emergency of Planet Earth」


このサウンドにめちゃくちゃ衝撃を受けて、SoulやFunkにJazzなどに興味を持ち始め





レアグルーヴやらオールドスクールやらの区別もよく分からない状態だったが、



とりあえず引っかかる音を聞き漁り、



僕の中でキーワードになったのが、



皆様ご存知のギタリストDavid T. Walker





それまで僕が知っていたロックなギターとは、一味も二味も違うDavit T. Walkerのギターワークに憧れる事になる



当時の僕は、音楽を聞くというよりはギターを聞くという感覚でレコードやCDを聞いていた



で、付け加えると、


黒人シンガー特有のあの節回しのボーカルがあまり好きになれなかった







ま、そんなこんなで、このアルバムに出会った




バックミュージシャンは最高の布陣


Harvey Mason

Chuck Rainey

Larry Carlton

Larry Nash…


もちろん、Davit T. Walkerの歌うギター




すぐ、ヘビーローテーションに





聞けば聞くほど、それまでとは聞き方が変わっていった…



相変わらずのギター小僧だった僕が、ある時ピンと来た








それが、Marlenaの歌声



ま、当たり前なんだけど…


今思い返すと、あの頃は随分と偏った考え方だったなと思うけど…



変幻自在の躍動感
リズミックで粋な歌い回し
洗練されつつも大衆的
ブルースフィール
セクシーな声質
……

ムムム、言葉にするのムズいなぁ




メロディを正確に歌うというより、



その場のミュージシャン達と音で会話しながら、自由に歌うというか



まるで、ボーカルも楽器のひとつというか



歌、そのものの在り方がカッコ良く響いた





それが、この盤だった





僕は自分で歌を歌うようになってからも、さらに色んな発見がある



そんな、未だ影響されまくりの愛聴盤なのです



ま、とにかく、世間の評判通りの大名盤



未来永劫、人類の音楽の歴史として残り続けるべきアルバムだと思ってます





っつう事で、本日はこれにて!

最後まで読んで頂き、ありがとうございました♪