おはようございます
さて、本日のお題は!
僕が未だに影響受け続けてるHerbie Hancock先生のマンモス大好きな曲をご紹介します !
イエ〜い!
yah〜yah〜!
パチパチパチパチ
👏👏👏👏
ハイ、ハイ、ハイ、、、
わざとらしくて、すみませぬ😅
え〜、Herbie Hancocと言えば、Jazzミュージシャンという見方が一般的だと思いますが、
僕個人的にはめちゃFUNKなイメージが強いんですよ
Herbie Hancocを始めて聞いたのは10代終わり頃だったかなぁ
70年代のブルースロック、ブリティッシュロック、Jimi Hendrix、Jimmy Page、Jeff Beck、Char、Stevie Ray Vaughn…、まんま典型的なギター小僧が辿るように、僕も王道ギタリストを聞きまくる日々
ある時、Jazzって何?
何にも分からずでしたが、とりあえずBlue Note、Capitol、Prestige、RIVERSIDE、Verve、impulse…
有名どころは聞いたものの、結局、あの当時の自分にはちょっと4ビート系JAZZはピンと来なくて…
でも、Miles Davisの『In A Silent Way』『Jack Johnson』『Bitches Brew』辺りのFUNKとROCKが混ざった感じはカッコ良く聞こえておりました
でまぁ、ある時、コイツ↓を手にしたんです!
V.S.O.P. / Columbia 1977
#8 「 Hang Up Your Hang Ups 」
Wah Wah Watson (g)
Ray Parker Jr. (g)
Paul Jackson (b)
James Levi (dr)
Bennie Maupin (as)
Kenneth Nash (per)
この盤はメンバー違いの3バンドのコンピレーション的なライブ盤で全9曲からなるアルバム
V.S.O.P.クインテットで始まり、お次はMwandishiバンド編成での演奏
この2つのバンド、当然ですが、相当カッケェ〜す!
が、
僕が腰を抜かしたのは、アルバム最後のHead Huntersの2曲です!
この時こそ、間違いなく僕がFUNKに目覚めた瞬間でした✨
Herbie Hancockの名盤『 Head Hunters 』とか、JB、EW&F、SLY、、、、
所謂FUNKってのは聞いた事もあったんすけど…
やっぱり、そんなにピンときてなかった
ところがです
「 Hang Up Your Hang Ups 」
この曲が流れた瞬間!もう、一発でした!
否応なしで、脈拍急上昇
身体中の細胞が敏感になり
瞳孔も開きっぱなし、涎垂れまくり
次の日も、その次の日も、その次の次の日も、、、
延々とループループループ
外出してても、Wah Wah Watson のギターが幻聴のように聞こえてくるし…
そのうち、会社もズル休みしては、家に引きこもり
ズブズブズブ…と漬かる毎日
気づけば、立派なFUNKジャンキーに成り果て…
お陰様で、今でもFUNK無しでは生きていけない身体で渡世を送っております笑
冒頭、Wah Wah Watsonのカッティングから始まるんだけど、もういきなりっス!
容赦無し、前戯無しです!
モジュレーション系エフェクトをかけた音、しなやかでバネ感のあるリズム、ギターなんだけどギターじゃない使い方、ワン&オンリーで圧倒的
ここまでリズムに徹したギタリストは中々いないすよね〜
中間ブレイクのところで、再びソロカッティングになるんだけど、やっぱり痺れる〜〜〜!!!って感じです
後半の大円団前のディレイとワウを組み合わせのところも雰囲気バッチリ
Wah Wah Watsonに出会えたことで、僕は聞くジャンルとかギタリストの好みとか、もっと言うと音楽に対する姿勢みたいなものが変わってしまった
大袈裟じゃなく、それくらいショッキングでした
お次は、Paul Jackson
この人も相当個性的で、低音と高音を巧みに使いつつ、ハーモニックス音も織り交ぜつつ、鬼ファンクしてるんすよ!
あのJacoも、憧れたべーシストっていうのが頷けますな
随分前だけど、川崎クラブチッタでのシークレットセッション( Char、ミッキー吉野、Paul Jackson、Mike Clark )のアンオフィシャル映像を先輩の家でみた事あるけど、めっちゃくちゃ印象的だった
がたいがデカいから、ベースがミニギターに見えるあたりが、やっぱりファンクマスターだな笑笑
でもって、Ray Parker Jr.
そうです!
あのゴーストバスターズの人!
最初はまじか?って思いましたが、実はセッションギタリストとしてのキャリアはモノ凄いんですよね
Rufus & Chaka Khan、Marvin Gaye、Boz Scaggs、Barry White、Patti LaBelle、Cheryl Lynn、Diana Ross…
参加作品はめちゃくちゃあります
Wah Wahとは全然違うけど、聞いたらすぐにわかるくらい超ファンキーで個性的で、割と小気味良い音で終始音が鳴ってるカッティング
ハイハット的なニュアンスという感じっす
この人もめっちゃコピったから、影響受けてますね
隙あらばチョーキング狙う癖がついたのは、この人のせいですな
で、お次はJames Leviのドラムイン!
んん〜、一気にバンドっぽくなってきます!
Kenneth Nashのパーカッション
更に、グルーヴが増し増しデス!!
万を辞して、Bennie MaupinのソプラノサックスとHerbie Hancock先生のインでテーマへ
James Leviのスネアも、ここで入ってきて
うおおおおっっ〜、サイコ〜〜〜〜〜〜!!!!!!
もう何回聞いているか分かりませんが、未だにゾクゾクしてきます
でもって、このアゲアゲ状態から少し落ち着いた感じへ
グルーヴの流れが、これまた絶品です
Bennie Maupinのテナーソロ
普通、ソロイストの出番になるとその人に注視されがちだけど、このバンドは全体でひとつの"個"として聞こえてくる
この後のHerbie Hancockのソロの部分もそう思うんですが、
ソロイスト(主役)とバックメンバー(脇役)の落差が少ないと言うか、バンド全員が主役みたいな
ま、悪く言うと、脇役が出しゃばり過ぎとか…
でも、そいう事じゃなくて
Herbie Hancock Had Hunters が素晴らしいと思える所以、各々が自分の役割を最大限活かしながらもメンバー全員で「あぁだこぉだ…」言いながら音作りしてる
それが凄まじくカッコいい
僕が一番やりたい事の核心が、この曲には集約されてると言っても良いかも知れません
一人一人が感覚を研ぎ澄まされ、流れに任せて、ソロでもバンドでも、オーディエンスもシチュエーションも、そこにあるモノ全てがリズムに乗って音に変換されていく
あの日を境に僕の人生を大きく変えた1曲
「 Hang Up Your Hang Ups 」
未来永劫、聞き続けられるべき曲だと思ってます!
っつう感じで今回はおしまい!
次回もまたよろしくお願いします!!