あんまり読む時間なさそうだし…と3冊しか借りてこなかったのに、もう3冊読めました。

森谷明子『緑ヶ丘小学校大運動会』。

一体どんな話だろうと、期待して読み始めました。
運動会のプログラムが最初に載せてあり、その順番で話が進みます。

優勝杯に入っていた、スワロフスキービーズがほどこされたケースを巡って、それを見つけた6年生が謎を解いて行くのと同時に、
そのケースの存在のヤバさゆえ、大人たちもそれを巡って証拠隠滅や謎を解こうとする話が最後には入り混ざり…。

6年生がそのケースを見ただけで、殺人事件にまで話を展開させるのが強引だなぁと思っていて、でも実は何でもないことだった、となるのかと思いきや、それより重大な事件に発展し。
大人の世界も、少々強引な話の展開かなぁ、という感あり。

運動会の様子は、娘の学校と同じだなぁ、と思いながら。

運動会だからこその、大人がたくさん集まってても不自然じゃない、という狙いはよかったのかもだけど…。

盛り上がりにかけ、消化不良みたいな読後です。