手術台にあがり、
足の固定、OK。
右手に血圧、OK。
左に点滴…、
点滴…
血管探して悩む看護師1。
そんな悩みながら刺さないで
案の定、外す。
看護師2に交代、
血圧を左に換え、
右手の血管を探しながら看護師2一言。
私入らなかったら、先生お願いします。
なにその会話、やめて
そして案の定、外す←
この間の
股間に先生、
その奥からじっとこちらを見る麻酔師と
左右の看護師という
シュール過ぎる絵面。
なんならちょっと笑けた。
恥部曝け出して
今の私ってどんな状態よ、と。
そして満を持して真打登場、執刀医
右手の血管探すも悩みに悩み…、
結果。
手の甲に刺す
おい、おい。
痛いよ、てか甲とか素人でも見えるやん
そして、ここから更に始まる、
あれが無い、
あれどこ、
てか、なにそれ?
的な会話
こっちは、まだ素面だし、
どんだけ準備不足なんだか、
不安が一気に襲ってくる。
この時の私の最悪のシナリオは、
点滴漏れて甲が腫れて
それに気づかないまま麻酔入れられて
今回も麻酔効かずに
激痛に唸って終わり…
怖いなぁ、
やだなぁ、
そう思ってるうちに、
痛み止めが入り
目が回ってきた。
良かった、点滴漏れてない
続いて、麻酔。
看護師さんに続いてカウント。
1.2.3…
5年前は10で眠くなるはずが
13くらいまで数えて
先生も諦めたんだか
器具が入り
あとは唸っていたが、
今回はどうだろう。
8まできて、まだ意識がある
諦めに似た気持ち。
器具が入ってきて痛みで唸る。
そこで意識が途切れた。
麻酔、効いた