ヘンリー・デイヴィッド・ソロー(Henry David Thoreau)

 

 

 「森の生活」。

購入したら(いつでも読めるという余裕から)200ページあたりからペース乱れる予感!

期限があると集中して読めるとみて、図書館で借りました。

 

森の中に丸太小屋を建てて、自給自足の生活を2年2ヶ月間送った記録を

記したものだけれど、ただの森の生活じゃなかった・・・。

 

やっぱり本質だからだろうか、今読んでも古さを感じない。

というか、古さを感じないもう一つの理由が、

1854年から既にこの思想があるのに、

世界で多くの人に読み続けられているのに、

ここで挙げられている経済的な問題が、今もあたりまえの様に存在していて

疑問すら持たない人が大半てことに吃驚。

 

自分もそうだったから、ハッ!としてしまった。

最初から最後まで幾つも名言と呼ばれる節があるのだけど、

その中でも本質に触れて涙してしまうものもあったり。

流されずに、自ら考えて行動していきたいと思った1冊でした。

 

“Life isn’t about finding yourself; it’s about creating yourself. So live the life you imagined.”

“人生は、自分を見つけるためにあるのではなく、自分を創造するためにある。

だから、思い描く通りの人生を生きなさい。”

以前だったら思想や理想だと思っていたこの言葉。

そうじゃなかったんだね!