今朝方、玉の夢を見た。
しなやかで美しい身体を摺り寄せ
私の膝に前足を載せる。
そして
首をそっと傾けて私の顔を見上げる。
抱き上げれば私の肩のくぼみに顔を預け
安心したかのように喉を鳴らす。
玉、玉、こんなにも愛しい猫を知らない。
もちろん今一緒にいる麦も凪も可愛いには違いないし
大切に思う気持ちに偽りはないけれど、
玉ではない。玉はもういない。
亡くなって3年も経つというのに悲しみは一向に消えない。
空っぽになった私の肩の窪みに寄り添うのは悲しみで、
私はこの先幾つまで生きるのかわからないけれど
その悲しみを玉の代わりに傍に置いて過ごすのだと思う。
