半ば放置で過ごしました。
忙しかったのか?といえば全くそんなことはなくて
ただひたすら、ビデオなど見ながら着物を解いておりました。
小紋
これも小紋
着物を解く作業、最初は随分難儀をしましたが
このごろでは要領も分かり、するすると進むようになりました。
まず、両袖を外し、かけ襟、襟、おくみ、脇、背縫い、この順で解くのが一番楽。
縫い上げる逆順ですね。
洋裁もですが、和裁も習ったことのない身ですが
解く着物の縫い目を見ているとそれは紛れもなく縫った人の手の跡で
細かいけれど少し歪んだ縫い目だったり
かなり粗い針目でも要所はかっちりと押さえてあることに気が付いたり
ベテランさんが縫ったものと初心者に近い人のもの
更には縫った人の性格まで仄見えてくるのも面白いです。
そういえば和裁を習うことのできない人は、
解きながら、縫い方を学んだのだと聞いたことがあります。
さもありなん、です。
これはしゃりっとした手触りの夏の単衣なのですが
わたしには何なのかわかりません。
表も裏も同じなので染物ではなくて織物
夏紬だとして、産地やどのような性質のものなのか知りたくて
検索もしてみましたが画像ではやはり無理があります。
どなたかご存知の方いらっしゃったらお教えくださいませ。
いま縫っているピンタックのワンピースは
ロックミシンが到着するまで待機中。
どうせなら綺麗に仕上げたいと思って。
先日襟を仮り付けしてみましたが、いまひとつ気に入りません。
さてどうしようか・・・悩みますがそれもまた楽し!ではあります。
朝日が窓の影を落としてます。
晴れ間も今日一日で、明日から雨になるらしい・・



