あれ以降、夫は遊びに行くことはせず

会社の往復と家族で過ごすのみ

(だった思う)


夫なりに誠意を見せていると思う反面

本当に女とは切れているのか?

疑心暗鬼な毎日を過ごしていました。


この時から、私の人間不信が強固になり

他人と行動することが苦痛になっていました



又、夫への愛情が嫉妬へと変わり

不安を打ち消したくて、

ひたすら抱かれてみたけど

義務のようになってしまい

虚しさを感じるだけでした



生きているのが辛い…


ただ一つ、息子のためだけに生きていました


家族を裏切った父親


それだけでも、悲惨なのに、私まで

息子の人生のジャマをしてはいけない

その思いだけで踏ん張っていられました


子どもの力って本当に偉大です

息子がいなかったら私の人生幕を閉じていた

かもしれないのですから


一番信じていた相手に裏切られたことで

私はすっかり人間不信となりました

誰も信じられない、誰も信じない

それはその後の私の人生に大きな影響を

及ぼしています