どんなにもがいても、腕が歯型だらけに
なるほど噛みついても、足を使っても
男の力には敵わない
体力が続く限り暴れまくった…と思う
それでも私の体力など、たかが知れてる
もので、時間にしたらほんの数分だったのかな
今となっては曖昧な記憶です
大人しくなると、夫は
『全部話すから…』と言って、私を座らせた
体力が続かないだけで、気持ちは静まるわけ
もなく、話ができる状況ではなかった
『遊びだった、それがズルズルと…
悪いのはわかっていた、』
嘘つき、お花畑で楽しくて仕方がなかった
クセに‼︎バカにしやがって‼︎
家族をなんだと思ってる
『遊びで悪いことしてると思ってたら、一回で
止めるはず、それができないのは自分の意思が
あったってこと』
黒だったら離婚すると決めていた私は
『もう、無理だから…離婚する、二度と信じ
られないし、大嫌いだからもう一緒には
いられない』と言い放った