当時、そう、もう25年も前の話しです。



夫婦と長男5歳の3人家族

双方の実家とも適度に行き来をしていい関係

何も不満はありませんでした。


最初に不信感を持ったのは夫の車の中に

見つけた出したはずの年賀状

夫の会社の女性社員宛の年賀状がなぜか

投函されていませんでした。

私は軽く『寸前で喪中に気づいたのかも』

くらいに思い、気にも止めませんでした。


まさか…そんな関係の女だったとは

微塵にも疑わない

そのくらい、何も考えない浅はかな私


その頃から飲み会の回数が増え、帰りも

どんどん遅くなりました。


日付が変わる頃になると、事故かと心配に

なり、何度も窓を開けては外を確認する。

帰って来ると急いで寝たふりをして…

『何も心配していませんよ』とのごとく

演技をしていました。