木津川の沿い、恭仁のあたりに一部鬱蒼とした森が見えるところがあります
これ多分社叢だろうなーと思い、岡田鴨神社から出て最短距離で向かいました
土手沿いに1㌔、細い住宅地を抜け農道を進んだ先にありました
創建は元弘元年(1331年)
鳥居
河原恵比須の文字
手水舎
水はなし
境内
広くはありません
掲示板
過去には御渡り船御輿という神事で残念ながら現在は執り行われていないそうです
賑やかな時代があったことがわかります
川にえびす石がありそこに船御輿をもっていくイベントみたいです
舞台殿かな
こちらの神社は私が今わかる事以外にももっと神事があったのではないかと想像できます
本殿
御祭神
事代主命
ことしろぬしのみこと
四国の武士、松浦朱雀という人が後醍醐天皇のいる笠置山に駆けつけたそうですが、時すでに遅く笠置山は陥落し間に合いませんでした
その後朱雀はこの地に住居を構え氏神として恵比須を祀ったのが起源です
建物は鎌倉時代後期で高床式です
この時代の建物で高床式は珍しいようです
毎年1月10日には十日恵比須を行っているそうです
境内は綺麗でしたが誰も来ている感じはありませんでした
また珍しい井戸があったはずなのですが見つけられませんでした
河原恵比須神社
京都府木津川市加茂町河原中切59
駐車場なし
皆さんのお願いが叶いますよう