離脱症状が断薬半年後から出始めた症例がある。
減断薬に理解ある精神科医の病院の薬剤師さんが、実際にそのような患者さんをみているとの事です。
この事を教えてくださったのは、減断薬に理解ある精神科医の病院へ通院し断薬された方から教えていただきました。
医師のもとでベンゾジアゼピン減断薬なさったのですが、減薬のペースは自分で決めて減断薬だった様です。
その方は常用量離脱など過酷な経験をなさっておりますが、現在はお元気に趣味など日常を楽しんでおられます。
とても明るくて強くてお優しくて素敵な方です
別の薬剤師さんから「離脱症状が断薬してから数か月後に出る症例ありと報告がある。
離脱症状が落ち着いていたのに、数か月経ってから再開される事があるが
その回数は徐々に減少していく事が報告されている。」と教えていただきました。
「ベンゾジアゼピン系抗不安薬を服薬していた方で断薬2か月後から離脱症状が出た。」
「ベンゾジアゼピン系睡眠薬断薬4か月後から突然眠気が全く無くなり絶不眠になり、その後じわじわと色々な離脱症状が出てきた。」
という方もいます。
毎日10年間、ベンゾジアゼピン系睡眠薬を飲んでいて副作用が全く無く、一気断薬しても全く離脱症状が出ない知人もいます。
副作用や服用の辞め方、離脱症状の有無や離脱症状の出方の違い。
とても個人差が大きな薬なのだと思いました。
このような症例があるという事を知っておくと、万が一、その様な事態が起きても冷静に対処することができるかもしれません。
私は知っておいて良かったと何度か思う事がありました。