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8月残り最終日。
事業所では月末の締め、
事務作業で大わらわの日です。
サービスをしながらの
月末の締めは
「辛かった」の一言です。
異動して間もなくの月末に
事務所を出たのが、
23時を過ぎました。
そこまで遅いとは
「聞いてないよ。。。」
それまでも、管理者とベテランさんは
1時を過ぎることもあったようですので
23時は「早い方」とのこと。
夫はその頃、夜勤があって
気付かれずに済みましたが。。。
「介護職として働くって
何だろう・・・」と
本気で考えることになった
きっかけです
話がズレてしまいました
さて本日も
ヘルパーの困ったことについて
お話ししていきます
今回は「着替えたくない！！」
ご利用者様の支援の成功事例です
成功の
支援のきっかけ
支援のきっかけ隣県に在住で、1か月に2回ほど
訪問される娘様から、
「認知症が進行している様だ」
と相談があり、支援が始まりました。
初回訪問時、新聞紙、スーパーのビニール袋、
洋服、文房具など散乱していました。
ご自身も着替えをされていない様子です。
成功の
理由を探る
理由を探るなぜ、怒りだしてしまうのか。
何か理由があるはずです。
会話の中で、義父母の介護の経験があり、
「人の世話になったら終わり。人に迷惑を掛けたくない」
という気持ちが強いことが分かりました
着替えを手伝おうとしても
ヘルパーを避け、
「新聞をまとめましょうか？」と声掛けしても
「自分でやるからいい！！」
と
と怒り出してしまいます。
ご利用者様にとっては
へルパーに手伝われることは
「年寄り扱いされる」
「プライドが傷付いてしまう」
ということのようです。
プライドが傷ついてしまわないように、
「ご自分で行って頂く」
「さりげなく促す」
と方針転換。
成功の
趣向を知る
信頼関係を築く事を最優先にして、
昔話やご家族の話を伺います。
部屋の中を見回すと、洋服が
「オシャレな雰囲気なものが多い」
ことに気付きました
ラメやレースが使われていたり
スカーフや帽子もあります
「これはどちらで買われたのですか？」
「東京まで買いに行ったのよ
」
」「オシャレで素敵すね」
「夫が好きな色なのよ」
」ととても嬉しそうな表情をして下さいました。
ご家族様の協力「洋服」の話から、
何とか着替えて頂くようにしたいと思いましたが
なかなか、成功しませんでした。
キラキラした洋服は
外出用という気持ちが強かったようでした。
そこで、娘様が訪問する日に合わせて
着替えを勧めてみることにしたところ、
大成功
娘様が訪問する日には
通院と外食が定番コースだったからです。
まとめその後、外出しない日でも、
「このスカートに合ったブラウスは
どれでしょうか？」
と選んでいただき、ハンガーに掛けると
笑顔になられ、
ご自分で小物をセットしたり
その日の気分で
ご自分で着替えて
下さる事も増えました。
娘様もお母様を心配しておられましたが
「老いていくお母様を目の当たりすると
悲しくなって、何も出来ない」とのことでした。
ですが、洋服のコーディネートを
お母様が喜ばれている事を知り
ハンガーラックを用意。
お気に入りの服を眺められるし
直ぐに手に取る事も出来て
ご利用者様も大満足。
その様子を見て
娘様も喜ばれていました。
ご利用者様自身に
行動して頂くような声掛けをしたり、
着替えや片付けが進まず
支援が上手くいかなくても
焦らず対応していた事で
ご利用者様のプライドを
傷つけずに
支援がすすめられたことが
1番の成果です。
ご利用者様が
怒りだすことはなくなりました
ヘルパーに対して、
嫌悪感を表すかたは、
いらっしゃいますが
やはり
じっくり時間を掛けることが
成功ポイントですね
私、さくらは
介護職にありがちな
介護職軽視の働き方から
脱却して
自分や家族を大切に出来る働き方を
提唱しています
詳しくはこちらご覧ください
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