エフタマの凄み | たまたまや、ゆうねん

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エフタマの応援ブログです(エフタマ非公認)。

あるクラブチームに中3のお子さんが所属しているそのお父さんと情報交換することが出来ました。

 

そのチームは全都中〜上位常連です。

 

そのチームは、高円宮杯が終わるまでは休部できないのだそうです。

また、これまで中1〜中3に至るまで、定期テスト前に試験勉強準備のための休みはなかったそうです。

 

つまり、勉強よりもサッカーを完全に優先させられるそうです。

 

何年に1回くらい、クラブユース選手権で関東大会に進み、関東大会の1回戦で敗退するという感じだそうです。

 

Tリーグの方は、一度もトップリーグには参加できていないとのこと。

 

そういうレベルだと、高校へのサッカー推薦などほとんどなく、関東大会に出場できた年に、2〜3人発生するくらいだそうです。

 

そこまで勉強を犠牲にすると、仮に関東大会に出られた年にしても高校側のサッカー推薦の時の内申の条件に満たない子が続出するのではないかと心配になってきます。

 

また、サッカー推薦してもらえない大多数の選手たちは勉強で高校進学するしかないわけですが、定期テスト前もテスト期間中もサッカーの練習をし続けてきたわけですから、内申点も、本来の実力よりは多少悪目に出てしまっているでしょう。

普通の中学生は部活を引退する7月から、塾に通う日を増やし、本格的に勉強するわけですが、高円宮までとなると10月くらいまでは、エンジンをかけられません。勝ち進めば11月もサッカーです。ライバルとなる他の中学生たちは7月8月9月と猛然と勉強しますから、ぐんぐん実力が上がってきます。しかし、そのチームの子たちは、効率よく時間を使って、自力で勉強するしかありません。学校の授業を聞いているだけで、オール5というような利口な子なら問題ないのですが、そうでない場合、「普通に試験前に試験勉強させてもらって、7月から受験勉強し始めてたら、2ランク上の高校に進学できたのではないか」などと思ってしまうのではないでしょうか。悔いが残る人生は辛いです。

 

エフタマは、定期テストの試験勉強のために最大1週間ほど休みを取ることができるようです。

勉強進学組は申し出れば中3の7月の下旬から休部扱いにしてもらえるようです。

勉強進学組以外は、サッカー推薦での進学希望者ということになるわけですが、毎年30人ほど発生し、J下部、プレミア、プリンス、T1〜T4まで、きっちり収まるところに収まるようです。

 

エフタマの指導者が子供たちの進路に関して、誠心誠意向き合っているのだなと改めて感心した次第です。