シーズンインに向けて、この時期にいろいろなリーグで審判講習会が行われる。

この時期の過ごし方が、今シーズンの活動を左右するといっても過言ではない。

アマチュア野球のどの階層にも言えることだと思う。


2月の休日の75%が審判講習会という怒涛の1か月。

講師、受講者、座学、実技あらゆることを経験し、まぁいろいろ感じた1か月であった。


講習会は参加すればよい。

これではダメだ、ということだけは間違いない。 


講習会は所属審判員数、開催日、会場、協力チームなど諸般の事情で、1日(正味5時間)で50人という大人数がザラ。

そこで、何を伝えるか、何を学ぶのか、本当にむずかしい…。 


必要なメニューは基本練習。

基本の繰り返し。これ大事。

所属審判員の弱点を分析し、その克服に向けてメニュー設定。とっても難しい。

旬のネタの提供。規則改正、運用改正があれば必要だよね。 


受講者に必要なのは、講習会で設定されたメニューについて徹底的に練習すること、出来ることだからとおごるのではなく真摯に基本の再確認。

待ちの時間も、自分がフィールドにいると置き換えて過ごすこと。

進行によっては順番が回ってこない場合もある。 


どちらにも言えることは、準備の必要性。

実際、グランドでの審判員の動きは、ほとんどが準備行為。

判定することがなくて、一見、無駄のような動きに思えるが、これが非常に大切なことであり、審判員の基本であり掟でもある。

これと同じで、講習会に臨むにあたってもきちんとした準備が必要。

講習会の目的やメニューを当日知るようでは、まったく時間と金の無駄…。

温かい部屋でゆっくりしている方が体に良いかも。

花粉も飛び始めているし…。 


花粉といえば、そろそろ来たかなと思った瞬間に、天気予報で「非常に多い」宣言。

それ聞くだけで、空気が黄色く見えるし、目がかゆくなる。

耳鼻科、眼科に行きたいが、もう混雑しているんだろうなぁ。 


いよいよ3月に入るとグランドで実践する機会が増える。

ゲーム中に考え事するとロクな事ないので、考えるのは試合前と試合後にしよう。

特に試合前(前日がいいね)は念入りに。

きちんとした目的をもって臨み、振り返る。

当たり前のことなんだけど、なかなかしている人少ないね。

ビールをおいしく飲むために審判してるって人もいる。口では、選手のためとか、日々勉強とか言っちゃってるけど…。


まぁ、他人は他人、自分は自分。 


僕はとにかく頑張るだけ。 


歩いてきた道のりをホントは “ジブン”て言うらしい。

誰も知らない世界へ向かっていく勇気を”ミライ”って言うらしい。

あと一歩だけ前に進もう。