そろそろ行こうかなぁと思っていたら、タイミング良くメートルの方から葉書が来まして
シャンパーニュ 一杯サービスします
と書いてあったので、飛びついてしまったわけです(笑)
ディナーのコースは12,000円、15,000円、18,000円、24,000円の4つのコースがありますが、いつものようにアラカルトにしました。アラカルトは前菜、魚料理、肉料理と各6~8種類くらい取りそろえてあり、値段は各6,000円~12,000円くらい。男性のメニューにのみ値段表記があって、女性のメニューに値段表記がないのはお約束です。3人で、下記のように注文しました。
・前菜2皿・・・同じものだったので、3人でシェア
・魚1皿・・・ワタクシだけ
・メイン3皿・・・一人一皿
・デザート3皿・・・一人一皿
【アミューズ】
【サーモンのミキュイ】
アミューズからサーモンのミキュイが出て来てしまいます。鼻腔をくすぐる優しい燻製の香りと、しっとりとした舌触り。この夜も大いに期待できそうなスタート。
【ブルターニュ産オマール海老のサラダ仕立て 牡蠣のクリームソース】
【ブルターニュ産オマール海老のサラダ仕立て 牡蠣のクリームソース】
3人ともこれが食べたい!と思えた前菜。オマール海老の上にある半球状の物の中には、牡蠣のクリームソースが閉じ込められています。オマール海老もまるで生か?と思えるくらい、とっても繊細な火入れの仕事ぶり。頼んで良かったです。
【ヒラスズキのポワレ】
【ヒラスズキのポワレ】
見た目的にも面白い一皿。皮目はカリッと、中はふっくら焼き上げられたヒラスズキの食感は秀逸。
【シャラン産鴨肉のロースト ジュニニエーブル風味】
ランド風ポテトとトリュフのガトー仕立てとともに。素晴らしく肉厚な鴨肉。これまた皮目がカリッと焼き上げられて、濃厚な鴨肉の味わいにも負けないベリーのソース。
【ブレス産若鶏の胸肉の蒸し焼きワサビ風味とシソ薫るモモ肉のコンフィ】
真ん中には野菜と柚のカネロニ。ブレス産の若鶏を胸肉とモモ肉で違った調理法で。胸肉はワサビ風味の蒸し焼き、モモ肉はカリッと香ばしく。どちらかと言うより、ワタクシは断然胸肉の蒸し焼き派です。しっとりとした質感と重量感がより強調されていて、食べ応え十分。時折顔を出すワサビのアクセントも面白い一皿でした。
【デザート】
フルーツサラダとマスカルポーネのクリーム、マンゴーとパッションフルーツのソルベ。
【小菓子】
【小菓子】
料理は相変わらずのクオリティ。量はしっかりあっても重さを感じさせず、爽快な食後感があります。ソースの最後の一滴まで残すことが出来ません。
またサービスも素晴らしいです。シェフソムリエの方、メートルの方、どちらも元アピシウスの方でその頃から存じ上げているのですが、いつ伺っても安心感があります。もちろん、グラスで頼めばなみなみと注いでくれますし、空になったグラスがいつの間にやら復活していることもしばしばです(笑)
なお、この夜はエグゼクティブ・プロデューサーのドミニク・コルビ氏ともお話しすることが出来て、根がミーハーなワタクシとしては、非常に満足度の高い夜となりました。個人的には銀座でちゃんとした食事会をするならこの店だと思っています。
【CORTON-CHARLEMAGNE/BONNEAU DU MARTRAY 1999】
この夜はこれをいただきました。最初はちょっと堅いのでデキャンタージュしてもらったのですが、少し経つとふわっと力強い香りが。10年以上経っていても若々しく、それでいてしっかりと熟成感も感じるとっても美味しいワインでした。
来月あたり、再訪したいと思っています。
お会計:105,000円/3人
ル・シズィエム・サンス・ドゥ・オエノン レストラン (フレンチ / 銀座駅、日比谷駅、内幸町駅)
夜総合点★★★★★ 5.0
昼総合点★★★★★ 5.0
◆le 6eme sens d'oenon(ル・シズィエム・サンス・ドゥ・オエノン)
住所;〒104-0061 東京都中央区銀座6-2-10
電話;03-3575-2767
営業;12:00~14:00/18:00~21:00 日曜・祝日休