今回はこちらにしました。


富久錦 純米 Fu.(ふ)


兵庫県加西市の富久錦(株)さんのお酒になります。


このお酒はいわゆる低アルコール原酒というもので、出来上がったお酒に加水してアルコール度数を下げた物ではなくて、元々このアルコール度数に造られたものなんです。


日本酒はおおよそ製法の関係から15度位のアルコール度数がありますが、ワインやビールに比べて高い為、どうしても飲みにくいという声も多かったようです。


その為、最近ではこうした低アル原酒というものに注目が集まっているとの事で、実は30年も前に開発はされていたのに、日の目を浴びなかったこちらが注目される様になったという訳なんですね。


蘊蓄はともかく、今回はこんな感じで飲んでみました。


ビンチョウマグロの刺身、菜の花の天ぷら、サラダ。


一口呑んでみて、ちょっとびっくりしました。


日本酒と言うよりワインに近い風味。


酸味が結構あって、フルーティー、度数が低めなので飲み口がとにかく柔らかい。


日本酒だと思って呑むと、???となる感じでした。


まぁこういう飲み物として最初から構えていたら良かったのでしょうが、個人的には思ってたのと違う感が強くなってしまいました。


軽めのワイン的な感じで構えていったら、結構楽しめる一本なのかな?


今度はつまみを変えてチャレンジしてみます。


ともかくご馳走様でした。