今回はこちらにしました。
埼玉の神亀酒造さんのお酒になります。こちらは全量純米酒ということに早くから取り組んだ事で有名な酒蔵。
しかも、このひこ孫はその3年熟成ものということになります。
以下酒蔵の案内
神亀酒造は米と米麹と水から日本酒を造っています。何も足さず、何も隠さず、職人の技と農家と時間を味方として、じっくり丁寧に造り上げています。
純米酒は、米だけの酒。アルコール添加で味を調整することのない、醸したままのお酒です。 それゆえに、純米酒造りでは、原料であるお米の品質が良いものでなければなりません。
仕込み水は、秩父系荒川の伏流水。硬水使用ならではの骨格のしっかりとした辛口純米酒を醸しています。そのフルボディの純米酒が熟成によって、さらには、燗酒にすることで、実にしみじみとした旨み、優しい飲み心地という長所が現れるのが神亀という酒の真骨頂です。
淡い琥珀色の液体は、すっきりとしたコクとキレの良い深い味わいを持ち、しみじみと。季節の移ろいに悦びを感じる… そんな料理を引き立て、飲むほどにのみ飽きしないお酒です。
酒蔵とは、建物だけでなく、自然環境も人の技も土地の文化も歴史も含め、前の世代が大切に守ったものを引き継いでいく仕事です。十年先、百年先にも引き継がれていくもの。大切なものを守らんとする、人と人とのリレーが、酒造りを伝統産業たらしめてきました。
以下商品案内
山田錦を55%磨いた純米酒は本来であれば、純米吟醸クラスの精米歩合を誇ります。燗にして美味いという理由の一つは三年間の熟成期間。香りはうっすらと米の香りが漂い口に含んでみると落ち着きのある米の旨味、まろやかな風味は熟成されたものによるものか。後口には心地よいキレの良さがあり、しっかりとした骨格の持つ純米酒。冷やでももちろん楽しめますが、お燗にする事で素晴らしいパフォーマンスを発揮します。
このお酒を、よりによって冷やで飲んでしまいました。結論から言えば、まるでクセがない水のようなお酒だったのです。後から燗酒が良いとの話を多数見たので、この後残った分は燗で頂きたいと思います。
でもね、水のようだから、どの料理の邪魔もせず、美味しく頂けて、気がつくと激しく酔っ払っている感じw
ある意味怖いお酒ですよね…と。
ともかくご馳走様でした。