カテーテル検査ってやつを受けてきました。

暇に任せて、ちょっと長文になりました、ごめんなさい。

詳しく言うと太い血管の中に、細い管を通して、そこから採血やら撮影的な事をするというもの。

俺の場合は大静脈だけど、心臓の動脈に入れたりもするらしい。

簡単に書いちゃったけど、想像すると物凄い技術だよなぁと思った。

カテーテル検査始めるにあたって、まず手術着に着替えます。

これはただのガウンみたいなものなんだけど、手術用下着って奴を下に履く。

こいつが最低限の大きさしか無いんで、かなり恥ずかしい。

途中でいろんな人が消毒やらの処置のために脚の付け根辺りを見に来るんだけど、その度に「失礼します!」と声をかけられる。

こちらこそ粗末なものをお見せして申し訳ない!と叫びたくなる。

まぁ脚の付け根辺りの手術の、邪魔になるものを全て省略したらこの形か…

ともかく着替えたら手術室に運ばれて、前回は全身麻酔だったから、すぐ何にもわからなくなったけど、今度は局部麻酔なので周りがよく見える。

担当医師がご挨拶…久しぶりに物凄いキャラ立った先生登場(笑)

凄いかっちょ良いデザインの金縁のメガネ、とんがった髪形、小柄だが普通にかなりのイケメン。

何よりびっくりしたのが、CT使いながらやるからか、全員防護服みたいの着てるんだけど、それが豹柄!

うわあ…とか思ったけど、かなりの腕らしい感じ。

研修医らしき人に教えながらの手術が始まった。

事前に看護師さんに聞いておいたが、痛いのは麻酔の注射だけ…というのは本当だった。

手術中一番苦しかったのは、イケメン先生が「はい、息を止めて!撮影します」と言ってから、「ほらここがこうなってるんだよね~」と研修医に説明を始めるので、いつから呼吸して良いか解らず悶絶してた時(笑)

でもね、やっぱり身体の中を異物が通っているって考えると、途端に変な苦しさが出るから不思議。

出来るだけ余計な想像はしないようにして、乗り越えました。

ちょっとグロい話だけど、血管の中をって事なんで、普通に結構な出血を見ます。

目の前にCTの画面を置いてリアルタイムで見ながら操作するので、画面を見易いように、部屋の電気が点いたり消えたりします。

機器の凄さもあって大手術受けてる感もあるんだけど、俺の場合は研修医の人に説明しながらだから、途中でちょっとやらせてみて「違うよ~こうだよ…」なんてやられると割と不安になる。

だいぶいろいろあったけど、1時間位で手術は終了。

大きな血管に穴を開けた訳だからと、とにかく動くなと言われる。

仰向け一辺倒でそこから2時間、それはマジでキツかった。

昨夜から飲まず食わずだし、自分が弱ってる感じが結構解る。

解放された時は凄いホッとした。

後で見たら手術着は結構血まみれ、これは喪失した分補給しなければ!と遅い昼飯ガツガツ食いました。

次の手術は7月半ばの予定、今度は少し大きめな手術になるので、覚悟をしなくちゃね。

完治に向けて頑張ります。