入院で感じた事シリーズ、つぎは時間。

原発性アルドステロン症というこの病気のせいではあるけれど、自分のされる検査には姿勢というのが重要視された。

薬剤を注射された後、安静にしていてくださいと言われるのだけど、これがね…ただ大人しくしてれば良いという事では無い。

寝てなくちゃいけない、動くどころか起き上がったらだめ。

半身にしてスマホいじってたら「じっとしてて下さいね」とか言われちゃうし。

こうなると、何も出来ずにひたすら待ち時間に耐えなくちゃならない。

これね、のんびりタイプおいらだって、仕事の時はこの10分に何が出来るか?とギリギリしながらやってるんだよね。

そんな10分をまるで無かったように過ごさなきゃならない。

最初はこれが辛かった。

でもね、やがて毎回30分安静の苦行に慣れてきた。

こうなると、入院生活は割と楽になった。

でもね、途中でハッと気づいたけど、これこのまま社会復帰するとやばい。

ちょっとぼーっとしたら30分なんて、一般的な社会人の物差しだと「廃人」レベルだ。

途中から頭だけ捻って片手で本を読んだりして、頑張って抵抗したけれど、退院してきた今思うと後遺症は残っている。

入院時の時間感覚、怖いですよ。