浦和が先日の差別的横断幕の処分で無観客試合するという。
全く個人的な意見だがくだらない事だと思う。
もちろん当該サポーターは厳しい対応あってしかるべきだと思うが、関係無いエスパルスサポーターまでなんで巻き込まれるやら。
宿泊などで潤う街の人々もそうだ、影響はなにもスタジアムに居る人間だけではないのだ。
今年はWカップイヤーで普段サッカーに興味のない人もこの機会に興味を持ってくれるかもしれない。
損失は浦和レッズだけのものではない。
この事により、サッカーに関わるすべての人が損をしていると思う。
確かにJリーグの試合観に行くと浦和の試合だけは、機動隊が出ていたりして物々しい。
おそらく、浦和サポーター内でも、そういう荒々しい感じが「本物っぽい」ともてはやされているのだろう。
でも、このサッカー好きの人が好む「本物っぽい」感じって、もうやめた方が良いんじゃないかと思う。
確かにサッカーそのものレベルは欧州の方が圧倒的に高いし、歴史的な部分は永遠に追いつかないのだけれど、Jリーグも成長してきている。
Jリーグは創設からかなりの年月が流れて(20年以上)もう成熟期に入って来たかなと思っているし、そのオリジナリティーが尊重されても良い時期になったのでは?と思う。
残念に思っているが、サッカーファンの中では欧州などのスタイルをやたらと継承したがる傾向が強い。
ご存じの通り、海外のサッカー観戦事情は日本とは大きく違う。
家族揃って、お弁当作ってスタジアムへ~なんてのは珍しいのだ。
人種差別やら暴力沙汰やら、その辺は当たり前なのがむしろ世界的にもスタンダードだ。
だからあえて、そちらに合わせて荒々しくやるのではなく、家族みんなで仲良く見に行けるスタジアムを世界にアピールするのはどうなんだ?
そっちの方がずっと「本物」なんじゃないだろうか?
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