性懲りもなく、DVDばかり見ている。
最近は、話(脚本)が面白いのが好きだ。
洋画はね(特にハリウッド)、特撮やらアクションやら迫力は凄いんだけど、話のつくりが雑かなと。
前に何かの本で読んだ気がするんだが、たとえば米国はスケールの大きい国で、
頭の良い優秀な人間も凄いのが居るが、その逆も凄いのが多数居ると。
自分の名前もまともに書けないのがいっぱいいて、その層に合わせて作る部分も無いと
興行収入がきちんと見込めないという問題を抱えていると読んだ気がする。
マトリックスと言う映画を作った時、こんな解りにくい話大丈夫か?となったが、
特撮が凄かったので、話が理解できなくても結構ヒットしたらしい。
例外はあるけれど、ほとんどは話は大雑把で特撮頼りが多いのがハリウッドという印象をおいらは持っている。
その点邦画は、迫力は比べ物にならないほど無い。
しかし、話が面白いのが結構あるなぁと最近思っている。
同じ日本人としての親近感が大いに関係しているのも事実だが、ともかく感情移入しやすい。
緻密な感情表現やストーリーの複雑な部分も面白さを作り出している。
年をとったからなのかも知れないが、もう「度肝を抜く迫力の特撮」にはちょっと飽きたのかも知れない。
ところで、最近たくさん見た映画の中で話が中々面白いのがあった。
「鍵泥棒のメソッド」である。
記憶喪失になった殺し屋と自殺願望の売れない俳優と婚活女性との話だが意外にも面白かった。
最後のまとまりも収まりどころが実に良い。
こういう映画だったら観終わった後元気になれて良いよね。
完全に個人的な趣味ではあるが一応おすすめという事で(笑)
追記
最近(ここ1~2か月)で見た映画を忘備録的に羅列しておく。
覚えている限りなのでおそらくこれよりずっと多いのだが、
記憶に残らないような作品は覚える価値は無いかなと。
洋画 MIB-3、最高の二人、ザ レイド、バイオハザードⅤ、ザ グレイ、コロンビアーナ、ジョニーイングリッシュ気休めの報酬、スノーホワイト、プロメテウス、ディクテーター、オーシャンズ、ペントハウス
邦画 うさぎドロップ、キツツキと雨、剱岳 点の記、十三人の刺客、インシテミル、アウトレイジ ビヨンド、のぼうの城、黄金を抱いて翔べ、監督失格、ホーム~愛しのざしきわらし~、麒麟の翼、鍵泥棒のメソッド、ぱいかじ南海大作戦、夢売るふたり、おおかみこどもの雨と雪
やはり数が合わない、思い出したら追記しておくかも。