近所の神社で初詣して、おみくじを引いたら末吉で内容があまりに酷かった。

どんなかと言えば、願い事→叶わず、探し人→来ず、失せ物→出ず、みたいな酷い内容だった。

これは新年早々厳しいかなと思い、リベンジしたいと思っていた。

そんな時、ふと思い出した。

おいらは子供の頃から正月と言えばよく行っていた神社があるなと。

完全にうちの親の趣味ではあるが、正月と言えば、我が家はなぜか大山阿夫利神社に参拝していた。

そうだ!大山阿夫利神社に行こう!

そんなわけで、やってきました小田急伊勢原駅。

ここからバスで30分で大山の麓まで、そこから登った上に神社はある。

どんだけ遠いんだ?という気もするが、中々手に入らないモノにこそ価値が感じられるってもんでしょ?

昔はケーブルカーなんて乗らんで、男坂をタタッと駆け上がったもんだ、なんてイキがってケーブルカーを避ける。

しかし、ちょっとビビって女坂から上がる…あれ?こんなにキツかったっけ?

ケーブルカーの終着駅のある、中腹の大山阿夫利神社の下社に着く頃にはもう汗だくでヨレヨレ。
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ここでゴールでも…とも思ったが、せっかくだからと欲が出て、山頂を目指す事にする。

登り始めて5分で後悔。

しかし、意地を見せてガイドには90分と書いてある道程を50分強で踏破。
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まぁ、うちの師匠 だったら30分かからないと思うけどねー

そんなで何とか山頂の本社に参拝した、おみくじを買おうかと思ったが、人っ気が無い、売る気あるんかい?

おみくじは下社で良いかなと思い、あまりに寒いので下山することにする。

途中何度か足首を捻ってしまい、膝をついて膝が泥々になる。

おかげで下りは40分以上かかってしまった。

何とかボロボロになりながら下社に到着、まずは疲れ切っていたので、茶屋まで降りて甘酒で休憩。

南部さんのブログ


あー懐かしい!そうそうこの味なんだよね、茶屋のおばちゃんと雑談しながらくつろぐ。

のんびりさせてもらったが、今日の本題のおみくじ買って無かったことに気づいて下社に戻る。

ここのおみくじは中にお守りが入っていて、何か得した気がするんだよね。
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何と無く、浮かれ気分でおみくじを引く。

結果は… またも「末吉」 そりゃ無いぜ。

失念の中、下山を開始する、やさぐれているので男坂。

しかし途中で、若い男の子が「あっ!トレイルランナーだ!道を空けてあげて…」と!

何かね、この一言で元気になっちゃいましたよ。

こんなにヨレヨレでモタモタしてる汚いおっさんがトレイルランナーなんて!

ハッキリ言ってそれまでグダグダでしたからね。

そこからはもう元気いっぱい下って、伊勢原でラーメンにビールで乾杯!

なんだかんだ言って、すっかり良い気になってるけど、結果は相変わらず「末吉」なんだよね。

足も痛いし、ゆっくり風呂でも入りながら次はどこでおみくじ引くか考えるかな(笑)











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