それは他愛もない雑談から始まった。
同僚の息子さんが大きくなってもう「二郎」のラーメンを食べるようになったという話。
行列に並んで食ってきたとおやじ(同僚)に自慢したそうである。
それを聞いていた同僚の一人が「あんなもの、人の食べ物じゃない豚の餌だ」と言った。
僕は行列のできるラーメン屋なのにまずいという矛盾に凄い興味を覚えた。
早速ネットで調べてみると面白い話がいくつも拾えた。
「ジロリアン」などと呼ばれる強烈なファンがいること。
オーダーにも立ち居振る舞いにも「決まり」があること。
とにかく半端じゃ無く量があること。
旨くないが根強いファンが居て「ラーメン」ではなくて「二郎」という食べ物という概念をもっていること。
…なんだか、どれ一つをとっても凄そうだ。
こりゃ食べなきゃ始まらないなという事で行ってみました「ラーメン二郎仙川店」
先日は後輩に拉致られて飲み会行きだったので、今回は別な後輩を拉致。ごめんな、よっしー。
間違いなくデートに使えない感じ、男しか居ないしとにかく狭いし混んでる。
でも、そんなに並んで無かった、天気が悪いからか?
食券買って並んで待つ、食券販売機見た限りラーメンだけ。普通と大盛りと鍋二郎とかいうヤバそうな奴。
他にもアレンジ多少ありだったけど、店内覗いて出ているラーメン見てビビりました。
すんごい量なんだよね、噂どおりですよ。…何とか盛りとか危ないから。
普通の頼みました、怖いんでOOO増し増し(何かのトッピングを増量するときこう言うらしい)も無し。
にんにく入れますか?と聞かれたときにトッピングをすべて伝えるのが此処のルール。
「はい」しか言えませんでしたよ。周りの客が念仏のように、なんかいろいろ言ってたけど…
出てきて食べ始めて、これまでの噂の真相が何となく解りました、これラーメンなのか?
極太の麺、凄い濃い味付け、凄い質量。
まぁ、「食ってやった」的な征服感味わえるのは事実ですよ。
コスパから言ってもかなりの好成績でしょう。体育会系男子履修必須項目ですわ。
でもね、最後にチャーシューの塊出てきたときにうわっ!まだこれ食べるのかって思った。
初めて食べ終わった後にスープ飲む気になれんかった。
まぁ、旨くは無いです。(あくまで個人的感想ですよ)
でもね、死ぬほど腹減った時にね、食べた!という一撃を胃袋に与えたければ、かなり良いと思いますよ。
どうとるかは個人の勝手(笑)
おいらは多分……また行くかも(笑)