強烈な筋肉痛のせいで朝から靴が履けず、玄関で芋虫のように転がっていたら、


妻がやってきて「うちには赤ちゃんが二人も居るのね」と笑いながら靴を履かせてくれた。


ふと見ると、娘が幼稚園の制服と格闘している。


こんな時、俺はこの人と結婚して良かったな~と思う。


のろけはさておき、凄い筋肉痛のまま出勤してみたら、まぁ職場の遠い事。


階段は登るの一苦労だし、走れないから時間ギリギリでも歩くしかないし。


実は南部は普段あんまりエレベーターとかに乗らない。


明らかに偏見だが、体に不自由の無いのに乗るとなんだか申し訳ないと思ったりする。


もちろんベビーカーの時は使わせてもらったけど。今は殆ど使わない。


今日はさすがに使ったら、何でも無さそうな奴が当たり前に乗ってくる。


傍から見りゃおいらも健常者、同じ穴の狢なんだろうけど、なんだか腹立たしい。


悔しいので物凄いビッコをひいてみる。うーむ、むしろ苦しい。


変なジレンマに陥りつつ、出勤した。仕事も久しぶりにきつかった。


今日なんとなく感じたのは、いろんな部分で生活環境は障害者に優しくなってきているけれど、


まだまだ意識的に弱者保護を考えている人は少ないのかな~という事。


TVとかのアピールだとやたらと手を貸すのが良い様に描かれているけど、


僕個人の意見としては無駄に邪魔にならない事、見守ってあげる事が大事なんじゃないかなと思う。


脚が壊れてしばし辛い日常送る予定の南部の戯言でした。