何だか震災の後、体調も悪くなって苦しい日々を過ごしている。


食べた物が体に留まってくれない。今日もふらふらの体をひきずって仕事へ向かう。


多少悪くなったものでも平気な僕の胃腸は、人々の不幸に弱いようだ。


土日と報道番組ばかりを見ていたせいかもしれない。


日曜の夕方に気晴らしに家族で街に出た。


「そうだ!スーパーに行って美味しいものを買おう」と言ったら


娘(四才)が「スーパーは燃えて無くなっちゃったんだよ…」なんて言う。


そうか、報道番組ばかりを見てたのは僕だけじゃなかったんだね…


ごめんよ!


うちに帰って撮っておいたアンパンマンを見よう。


世界は苦難に満ち満ちているけれど、君がそれを知るにはまだ早い…