みなさま

今日、とても心に残る言葉があり、そこから自分なりに湧いてきた思いがあったので、何か参考になればと思い書いてみます。

「自分は無力である」

これは、木の花ファミリーの精神的リーダーであるいさどんの言葉です。

僕は今、ファミリーでオフィスチームに所属しており、同じチームのともちゃんから、「いさどんが今朝こんなことを話してたよ」という、”また聞き”という形でこの言葉を聞いたのでした。

ともちゃんはそれを聞いて、
「だから天意を表せるんだ!」と思ったそうです。


僕はこのことを聞いて、
『僕にとっても、人類全体にとってもこれからの時代を生きるベースになる大切な心だ』と思いました。

これを語る前に、先にお伝えすべきことがあります。
それは、先日の大人ミーティングで語られた、僕の心の姿勢について。
そして、これからの「便利屋」のあり方についてです。

概要や大切なポイントは、ファミリーメンバーのなかのんがブログにまとめてくれていますので、まずはそちらを参照してください。

正しく世界を見る。それが人間関係を豊かにしていく。

ミーティングの終盤で語られたことは、
「愛とは、物事を正確に見ること。物事の背後には秩序がある。
秩序がこの世界に遍満している。秩序とは、この世界のしくみのことであり、イコール神のこと。
それを”愛”という。愛がこの世界に遍満している。
そして、謙虚な心が愛を受け取るベースとなる。」
ということ。

今日伝え聞いたいさどんの「自分は無力である」という言葉から、その謙虚さについて深めることが出来ました。

いさどんは日頃こんなことを言います。

「僕は”生きてるか研究家”です。我々は自分の力で生きている存在なのか、それとも生かされている存在なのかをずーっと研究してきました。しかし、どんなところをとっても、”生きている”という要素は出てきません。どこをとっても、”我々は生かされている”ということに行きつくのです」

我々は、ともすると”自分の力で生きている”と思いがちです。
とくに、20世紀型のモノカネを得ること、便利・快適を得ることが幸せを得ることだとしてきた価値観からすると、それを当然としてしまいがちです。

しかし時代が21世紀を迎え、人々はモノカネの豊かさよりもココロの豊かさを求める価値観に移行しています。
それは、今の若者が出世欲や名誉欲に薄いことや、モノが豊かになった時代に自殺者が増え続けている事からも伺えます。


では、生かされている側の私たちにとって、どのような心の持ち方が必要なのでしょうか?

それが、今回のテーマである ”自分は無力である”
だと思うのです。

そして、だからこそ、”天意”を表すことが出来る。
”天意”とは文字通り、”天の意図”。つまり宇宙のしくみのことです。

自分が無力であるという自覚があるからこそ、
天意を感じ、そのまま素直に頂くことができるのです。

つまり、自分の我から湧いてくる願望や思いを優先するのではなく
それを手放し、天の意のままに動くことが出来るということで、

それが人智から見てどんなにリスクがあるように見えようが、
無力であるからこそ、越えて行ける。


むしろ、積極的に天意を感じて表すことができるということ。

その結果、今現在、「木の花ファミリー」という、奇跡のような場所が存在する、という現象がこの世界にもたらされている。


人はいいます。
「責任がとれなかったらどうするの?」と。

しかしそこで思うのは、
「そもそも責任って何?そもそも、責任など存在するの?」ということ。

少なくとも自然界には存在しませんよね。
(あるのは原因と結果の法則(因果律)です)

また、この世界に生かされている側のものに、責任を取ることなどできるものなのだろうか?とも思います。

もし、それを取れる、とする心があるとしたら、
”自分は無力である”という心ではなく、
”自分で生きている”という心がベースにあるということだと
思うのです。

それは”謙虚”とは程遠いもの。


長くなりましたが、つまり言いたいのは、

「我々は無力であるという自覚をもちましょう。
そして、天にゆだねて生きていきましょう。
そこに恐れる心は必要ありません。必要なものは与えられ、不必要なものはそぎ落とされるだけのこと。
安心して、積極的に委ねていきましょう。」

ということ。

そして、僕の暮らす木の花ファミリーとは、いったい日々何をしているのでしょうか。そして、どこに向かっているのでしょうか。

それは、これからの時代の生き方のモデルを、天意沿って表しているのです。
そのために、ここに生きる人々は日々心を磨き、直感を磨き、天意を感じてそのまま行動できる正直で素直な心を育てているのです。

これが、これまでいさどんが、我々一人一人に、どころか世界に示してきてくれた心。

今年は船出の年。(いさどんブログ、船出の年を迎えて

年頭に、今回の現象をいただき、この年を生きるに相応しい心の在り方を、頭のかたい僕にも分りやすく示していただきました。

たくさんの愛。

あいがとうございます(チーン)



昨年3/21 20周年の日の太陽。(直感で選んでみました)
昨年はうねりの年。
うねりの年を振り返るスライドショーをご覧ください。



船出の年の元日の太陽


その直後に撮った写真に写ったのは、
縦と横=トキ軸とトコロ軸を表す光でした。
トキ・トコロは頂き物。
物事は、トキ・トコロに相応しく与えられます。


初日の出の後はファミリーみんなで記念撮影。
(聖地 宮の下にて)


感謝を込めて。