今日は、循環型の暮らしに深く関係する話題がでました。


おやつ休憩中にふと聞かれたこと、

「まっちゃんは正月帰ったら何食べるの?」


それに対する僕の答えが

「越前ガニ」


肉についてはここに来る前からあまり欲しくなくなっていたため
積極的に食べることを選択しようとは思っていませんでしたが、

魚介類は地元の名産であり、特にカニは季節の旬のもの。

福井に帰省したら食べたいな、と考えていたのでした。


それに対する反応が、

「えっ?食べるの??」

でした。


木の花ファミリーで食べられている動物性たんぱく質は

卵とヤギ乳のみ。

これは、「ラクト・オボ・ベジタリアン」と呼ばれる菜食スタイルで、

世界でもっともポピュラーとのこと。



菜食についての木の花の考え方は、食養生講座などで知識としては得ていたものの、

例えば一人になったときに実践することをイメージすると、ハードルが高いなと感じます。



今日の大人ミーティングでは菜食が話題となりました。


僕の理解では、

木の花ファミリーが卵とヤギ乳を食べる菜食を選択したのは、自然な流れ。

卵は、畑の肥料とするための良質の鶏糞をとるため。

ヤギも同様。


だから、とても自然な流れ。



そして、それに習えば、カニを食べることが自然な流れだとしたら、それを頂くことも選択肢の一つかもしれない。

という考えが湧いてきています。

もちろん、食べないことも選択の自由。



また、そのほかにも食べない理由として、

・環境問題:遠距離輸入によるフードマイレージ

・食料問題:食肉のための飼料作物生産による自給率低下

・健康問題:病気の予防のための抗生物質投与、海洋汚染による化学物質の生物濃縮

・動物愛護:養殖による薬剤汚染や劣悪な飼育環境

・人格形成:人間としての霊性を高める



いろいろな理由が挙がりましたが、結局、僕の中では結論が出ませんでした。



この正月、ぼくは目の前にそのものが現れたときに、

そのときの自分にそれを食べるかどうかの選択を託そうと思っています。



そして、その結果を頂いていこう。

頂いた結果から学んでいこう。


それが現段階での僕の答えです。


自分がどんな選択をするのか、おそらくお試しのような場面がいくつも目の前に現れてくるでしょう。


それが今からとても楽しみです。




12/16の研修内容


午前
・漬物づくり講座 ~大根洗い・干し作業~

午後
・コミュニティー創設講座 ~その2 ビジョンの共有~


・ウェルカムコンサート
・大人ミーティング