本日(12/7)快晴。

今日は、午前中はサツマイモ類をハウスから地下倉庫に移動。
最近外気温が下がってきたため、暖かい部屋へのお引越しです。

その後はミツバチの点検。
最近の気候変動のためかダニが発生しやすい環境とのこと。
ダニが寄生したハチを探し、対処する方法を学びました。

また、午後からは昨日の続きの干しイモづくり。
午前中に蒸されたニンジン芋を、ハウス内でスライスして網の上に乗せていく作業。

芋は天気がよければ10日ほどで完成するとのこと。
木の花名物、”干しイモ”の完成はもうまもなくです。



さて、本日は木の花憲章のミーティングの日でした。

憲章の項目を決めるというのがテーマでしたが、
その前にいさどんから、みんなに伝えたいことがある、ということで、
今朝、語られ、文章化されたばかりの”いさどんブログ”が読み上げられたのでした。


内容はこちら↓
▼いさどんブログ「おやじの館」~ひとりひとりに問う~
http://isadon.konohana-family.org/?m=20090910


概要は、

・木の花のあり方に対して浮かんだネガティブな発想
・みんなにお詫びしたいという言葉

そして、一番心に残ったのが

『僕の縛りから皆を解き放ちたい。皆に皆を預けたい。』

という言葉でした。


ブログを書いている陽子ちゃんの口から、静かに淡々と語られる内容。

静まる場。

そして、その後、いさどんの口から独り言のように語られる言葉。

その後は、それに対する一人ひとりの想いを、みんなが独り言として語る場になったのでした。


みんなの独り言の一部を紹介します。


●衝撃を受けた。いさどんのネガティブな発想はほとんど自分でも経験してきて、これまでそんな考えじゃいけない、とポジティブな発想と、ネガティブな発想との間で思い悩んできた。これは今でも課題です。

●これまで人類は、このような場を持ち合わせたのだろうか。ブッダやイエスでさえ、導く対象を引っ張る方向だけで、開放する機会を持ったことは無かったのではないか。15年という歳月をかけて、この場を作ってくれた事にお礼を言いたい。

●いさどんは15年間この場所を守ってきた存在。自分はまるで子供。お礼を言いたい。

●僕はここに来て、どんな時もどんな状況でも幸せと思える心をもらった。何を詫びたいの?

●ここは一つの見方を示してくれた。そのことで僕の中にもう一つの心が芽生え、それをすりあわせていく過程で、新たな視点を得て本当の自分の心に目覚めた。
 
●何でも深く考えるのがいさどんのクセだね。ポジティブにもネガティブにも深く考える。でも、それが神のクセかもしれないね。

●ここは皆が成長しようとしている場。この場に居られて幸せ。

●謝りたいという言葉がとても堪えた。これから自立せねば、という気持ちが芽生えた。ゆれながらも真ん中(中庸)を歩いていきたい。

●全ては心の現われ。自分の心の溝を埋めていくのは自分の責任。ポジティブな発想とネガティブな発想の間に、自分で橋を架けていきたい。

●現代教育は、翼をすべてもいでおいて、「さぁ飛びなさい」といっているようなもの。それに対していさどんの教育は、枠にはめながらも、じっくりじっくり飛び方を教えてくれた。その上で「さぁもう自分で飛べるよ」と手放してくれた。善も悪も、ポジティブもネガティブも、全部含めて選択肢だよ、自由意志だよと示してくれた。

●いさどんは、自分の枠を外してくれた。今、みんなで新たなステージにたった。

●これまでは、いさどん抜きにはやってこれなかった。これまでは必要だったと感じる。

●今まで、いさどんの大きな愛の元に導かれた。そして自分が見えてきた。感謝している。

等々。


それぞれが多種多様な反応を示していて、真剣でありながら、しかも、それぞれのありのままを受け入れようとする場が形成されていて、

一人ひとりの個性を認めながら、みんなで一つであるという
ワンネスの思想そのものを体現していたように感じました。

終わり際には、木の花の歌を歌ってきたみかちゃんの提案で、みんなで歌を歌って、
とても素敵な場となりました。


木の花ファミリーは、この日、創立16年目にして新たなステージへの大きな大きな一歩を刻んだのでした。

最後に、僕自身の感想を述べたいと思います。

僕自身は、預けていたものを返してもらったように感じました。それは、預けていたことすら忘れていたものでした。
いさどんの言葉を受け、頭がクリアになったのを感じます。思考がクリアになって、世の中がとても違ったように見えます。
しかも、面白いことに根底にある心は全く変わらない。厳密には、『より明確な意思』といったほうが正確か。

いま、『全ては自分に委ねられている。』と感じます。
そして、これからは、だれか特定の人ではなく、自らが自らに、または大いなるものに問いかけながら、志を同じくする兄弟達と共に語り合い、真実を作り上げながら生きていこう。


「坂の上の雲」の中に『一身立って一国立つ』という言葉があります。
一人ひとりの、心の自立。
それが、地域、国、地球、宇宙の進化のために、必然とされる時代。

その幕開けの日となったのでした。

大きな大きな学びのときに、この場に立ち合わせていただけるご縁に、そして、今日という大きな節目の一日に感謝です。


今日も一日ありがとうございました。



12/7の研修内容

午前
・サツマイモ類の地下倉庫移動
・ミツバチの点検

午後
・干しイモ(蒸したイモのスライス、天日干し)


・自力整体
・木の花憲章ミーティング
・大人ミーティング


12/8の研修内容

午前
・玉ねぎの苗採り
・玉ねぎ苗の定植

午後
・コミュニティー創設講座~第1回~


・木の花憲章ミーティング~憲章項目について~
・大人ミーティング


※参 考

木の花憲章ブログに、今日のミーティング内容が取り上げられました。
憲章チームリーダーのなかのんの許可を得て、転載させていただきます。

とても素敵に、現場の雰囲気が再現されていますので、ぜひ味わってみてください。


「木の花憲章」に向けて(11)  ~一人一人の自由な意思で~


「憲章を創る前に、みんなに伝えておきたいことがある」

憲章づくりのミーティングを始める直前、いさどんからみんなに突然のメッセージがありました。
(このメッセージについては、いさどんブログをご覧下さい。)

そのメッセージを要約すると、

「この世界の中で、どんな選択をしても、それは一人一人の自由。一つの方向だけに進むこともない。ネガティブに生きるのもポジティブに生きるのもすべて自由。だから、僕についてくる必要はない。すべてを一人ひとりの判断、決断に委ねよう」という内容でした。

木の花は、今まで、いさどんの持つ求心力でひとつの方向に進んできました。
ネガティブな思いを乗り越えて、ただひたすらにポジティブな方向へと進んできたのです。
それは、コミュニティの創設期には必要なことでした。
いさどんという求心力がなければ、木の花はばらばらになってしまったでしょう。

今、木の花は次の成長期を迎えています。多様性を包み込める空間となっています。
ネガティブな思い、ポジティブな思い。いろいろな思いを包み込める空間になっています。
それは、それだけ一人一人が成長した証でしょう。
そんな今だからこそ、いさどんは自分への求心力を手放したのです。

いさどんの言葉を受けて、多くの人がそれぞれの「ひとりごと」を語りました。
それは、とても素敵な時間となりました。もう、誰が語っているのかは関係ありませんでした。
一人一人の言葉が空間に溶けていきました。全部がみんなの言葉でした。
と同時に、その人らしくもありました。まるで一人一人の個性がみんなの個性となったようでした。

語るのも自由。語らないのも自由。すべてがその人らしくて、みんなの個性となりました。

人間は一人一人、個性を持ち、その人独自の物語や真実を持っています。
そして、それは他人とは違うものです。
だから、それに固執していると、対立が起きます。
たしかにすべて自由で、「何でもあり」です。
ですが、対立は痛々しく苦しいことです。

それを解決するのは、語り合いです。

語り合うことで、互いの真実が混ざり合い、新たな真実が生まれます。
新しく生まれた真実は、一人の真実ではなく、みんなの真実になります。
真実は固定したものではなく、変化の中で生み出されるものなのです。

集い、語り合う中から生まれる真実。

憲章はそんな真実によって創られていくでしょう。
そんなことを確認しあった語り合いの最後は、みかちゃんの歌によって飾られました。


『夢の国』

ヤンヤ ヤンヤンヤー ヤンヤ オーエーオー
ヤンヤ ヤンヤンヤー ヤンヤ オーエーオー

ここは夢の国
思い描けばみんな本当になる
ここは夢の国
思い描けばみんな本当になる

緑たくさん生い茂っている
花達もたくさん咲き乱れている
そんな美しい国で生きていこう

みんな違ってみんなここにいて
みんな違う色に輝いて
みんなが自分の本当の声で
歌を歌っている
ここはみんながつくる夢の国

ここは愛の国
こころとこころ結ばれて
いのち達七色に
大地の上で花開いてく

ここは夢の国
思い描けばみんな本当になる
本当になる

ヤンヤ ヤンヤンヤー ヤンヤ オーエーオー
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