5歳。私。5歳。 おばあちゃんは私のことが大好きだった。 おばあちゃんに孫は6人いた。 そのうち女の子は私1人 で、あとは全員男の子。 だから余計に、おばあちゃんは私を大切にしてくれた。 「うちの孫です!」「私のことのほうが好きです!」 電話の向こう側に居るもう1人のおばあちゃんと、楽しそうに私のことを取り合いする光景をよく見たいた。 私もおばあちゃんのことが大好きだった。 おばあちゃんっこだった。