食べる時間に楽しみをプラス③　ちょこっと追加アイテムで食べる意欲UP

こんにちは

食育のAMATAMA・青空キッチン甚目寺スクールの

ブログを読んでいただきありがとうございます

栄養教諭をしていたころ、

給食の献立を考える時、
1ヶ月の中で、
人気メニューはなるべく
かたまらないようにちらすのですが、

ときどき人気メニューが
組み合わさって
「今日はお楽しみ献立！」
という日もありました。

でも、逆に、
「苦手メニューばかりの組み合わせ」は
避けるようにしていました。

それは、

食べる時は楽しんでほしい

という気持ちがあったから。

とは言っても、

学校給食には、
◎ 食べ方を学ぶ
◎ 味覚を広げる
という大事な役割もあるので、
いろんなメニューを出す必要があります。

子どもたちは
あまり好まないけど
食べてほしいもの。

例えば、
煮物とか魚、野菜のメニューは
調理法を工夫したり、
食べやすい食材を加えたり、
いろいろ工夫するのですが、

奥の手は

【追加で何かつける】

例えば、デザート！

デザートは栄養価が足りないところに
つけるのが基本ですが、
楽しみポイントが少なそうな日に
あえてプラスすることもありました。

デザートといっても、
プリンやケーキのようなものでなくても
一口ゼリーや果物、ベビーチーズなどもOK

他にも、
ふりかけや海苔の佃煮など
食が進むものをつけることも

ふりかけだけでは
家庭では何の特別感もないかもしれませんが

給食では、
わかめごはんにしたり、
小袋のふりかけをつけると、
それだけでも子どもたち喜んでくれました

ごはんのお供になる
こういった食品は
日常使いすると
ばっかり食べになりやすいし、
塩分をとってしまうので、
時々食べてもよい扱いにすると
よいかなと思います

パッとみた時に、
今日はこれがある♪やったー！
の気持ちが引き出せたら
大成功

料理でそれが引き出せるのが
理想ですが、
難しい時には、
ここぞの時にちょこっとプラスできる
子どもが喜ぶものがあると
役立ちます