『未来の言語を心配する』

 

 

 

 

 

 

 

「こども、産んだことないでしょう。」に「怖い」と反応した人、いていい。

 

この台詞も言っていい。

 

・・・日本語には、「産みの母より育ての母」という言葉もある。

 

 

 

海の台詞、「いなくならないでね。」(自分の父親にならなくてもいいので)に、たまさぶろうは反応した。

 

・・・自分が確認できる範囲からいなくなって欲しくない。

 

ドラマ「海のはじまり」で聞かれた言葉。

 

 

 

 

 

同じ漢字を使うのにニュアンスが違う。

 

触れる(ふれる)と触る(さわる)。

 

 

 

 

「女性に触れる」と言うが「女性に触る」とは言わない。

 

「女性を触れる」とは言わないが「女性を触る」と言う・・・この場合犯罪になる場面がある。

 

「に」と「を」はどちらも助詞ですが、「を」の方が動作の目的&対象の意味が強く感じます。

 

 

 

 

言葉は、自分の思いを相手に伝える役目を持っています。

 

相手の存在を否定するために使うのは、本来の姿では無いと思うのです。

 

 

 

 

人以外でも「言葉」を持っている生きものがいます。

 

鳴き声で危険を知らせる・・・など。

 

植物でも、害虫に襲われると周りの植物に知らせる手段を持っているそうです。

 

悲しいかな、人だけ周りを攻撃するために仲間を助ける方法を使っています。

 

 

 

 

 

言葉はどんな民族にも存在しています。

 

しかし、文化・文明が進んだ民族ほど相手の存在を否定するために使われることが増えています。

 

 

 

人類が地球上で生きていくために必要なツールが、人類の存在を否定するツールに変わってしまう様な気がします。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

まだ4ページ。

 

 

1行読んでは、前に戻る。

 

その繰り返しでなかなか進みません。

 

こんな本、初めて出会いました。

 

 

 

 

読み返しながら読み進めています。

 

長期戦になるようです。

 

 

 

 

 

昨日も今朝も暑い。

 

午後は雨の予報なので、蒸し暑くなりそうです。