『忘れた頃に咽せる』

 

 

 

 

 

 

先日、友人たちと3人で食事をしました。

 

同じ物を頼みましたが、たまさぶろうが一番食べ終わるのが遅かったのです。

 

 

 

 

 

大きな原因の一つは舌の動きが思うようにいかないのです。

 

上顎にレタスなどが張り付いたらしばらくは悪戦苦闘します。

 

ずっと張り付いたままなのです。

 

思うように動かない舌が必死になって何とかしようとしているのです。

 

 

 

 

 

食べ終わる頃は、ものすごい疲労感が身体を襲ってきます。

 

しかし、2,30分も経つと空腹になってきます。

 

時間を掛けた割には、量は少ないのです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

自分で作った味噌汁やおかずは、自分の食べやすい大きさなど考えて食材を切ります。

 

相方の味噌汁で時々咽せてしまいます。

 

 

 

 

食卓を囲み、胸を押さえて咳き込んでも相方にはクレームをつけません。

 

クレームを言ったら、夕食の全権を委任されるからです。

 

 

 

 

朝食の味噌汁やスープには箸ではなくスプーンで食べています。

 

相方が作る夕食の味噌汁もスプーンで対応しようかな?

 

 

 

 

 

正月、腫瘍形成外科の診察は、再建手術で移植した骨の状態をチェックしました。

 

結果は、骨自体それほど小さくなっていなかった。

 

頑なに顎を動かして普通食を摂っているからだと思います。

 

 

 

 

たまさぶろうの治療経過は学会に報告しています。

 

腫瘍形成外科の診察の日は、学生が必ず立ち会います。

 

 

 

 

形成外科の先生が説明するより、たまさぶろうが手術や術後のこととリハビリの内容など話しています。

 

・・・なんか変だな?

 

 

 

 

 

本当だったらペースト食が安全なんだと思っています。

 

それを望まず残っている歯で時間を掛けて食べ続けます。

 

それは自分にとって生き続けることだと思っています。

 

 

 

 

これから朝食を作ります。

 

噛みやすく舌の動きが楽になるように食材を調理します。

 

今朝はピーマンとナスをメインにします。