『山極壽一(人類学者)』
言葉は、人を戦争へと誘っていく・・・
言葉を扱っている仕事に携わっていましたが、ドキッともしたし「そうだ」と思い当たる節もありました。
放送の途中から見たので、再放送をチェックして録画しました。
録画を見ながら・・・ウツラウツラ。
言葉が発達し始めてから、人は争うようになったらしい。
言葉が発達する前から争いはあったけれど、命を奪うような大きな争いはなかったそうです。
共感力・・・今の私たちが失っている力だと思います。
持ち合わせている人でも、シンパシーまで突き進むことが多い。
本当は、エンパシーを持ち合わせることが必要なことだと思われます。
言葉によって、社会が広がりました。
スマホには1年上通話したことがない(たまさぶろうの場合)知り合いもいます。
人のコミュニケーションは、最大150人くらい。・・・今年の年賀状は100枚を切りました
それも、顔と顔をつきあわせてしっかりと交流できる人数です。
ゴリラは「音」(軽く唸るような)で挨拶をします。
「音」の種類もたくさんなさそうです。
同じ空気を吸い、同じ食べものを食べ、同じ星を眺める。
怒りを持って行動しても、小さい子や周囲に促されて大人しくなります。
ゴリラの世界は大きな争いごとはありません。
・・・見た目、シルバーバックの力は計り知れませんが。
有史以前は言葉でコミュニケーションを取るには人数に限りがあります。
食料を自ら生産するようになって、言葉の力がとても強くなりました。
・・・このあたりで居眠りをし始めた・・・
居眠りし始めたので、後半は自分の思いです。
言葉に関して、たまさぶろうも異変を感じていました。
小さい頃からお笑いが好きで、TVで漫才や落語を見ていましたが、あるときから見るのをやめました。
それは、言葉の暴力です。
「ボケ!」とか「カス!」とか「シネ!」とか「ドアホ!」とか・・・
お笑い番組に、こんな言葉が頻繁に登場してからです。
お笑い番組ですから、周囲は笑っているのです。
言葉を学び始めている子どもだったら、一体どんなことを学んでいくでしょうか?
そのお笑いをよく見ていた子と、見ていなかった子。
言葉の受け取りは大きく違ってきます。
大人になって、その違いをどこまで理解できているか・・・
グローバルな社会、世界に広がる社会・・・も良いですが対面してコミュニケーションを取ることが大切です。
・・・たまさぶろう、セルフレジ専用です。
相方:「意味が違うでしょ!」、と怒られた。
・・・隣にいるのにしっかりとコミュニケーション取れてません?