筆者は今年、39歳になる。
この歳になって気づくことだが、
見た目は歳を重ねても、
考えてることや物の見方は、
子どもの時からほぼ変わっていない。
「大人って、子どもと全然違う」
と当時は思っていたものだが、
いざ大人になってみると、
友人含め何も中身は変わってないのだ。
ある芸人の言っていた言葉を借りるなら、
「コックピットは一緒」
なのだ。
だからこそ、
自分の子どもや、生徒たちが何を考えているかわからなかったり、
その子達を愛せないと思ってしまいそうな時は、
「自分だったらどうだろうか?」と自分に置き換えたり、
今の自分自身をまず認め愛すことが
大事なのではないだろうか?
だって、筆者たちも中身はあの頃の子どものままなのだから。
子どもを理解することは、
大人自身が自分をいかに理解するか。
子どもを愛するとは、
自分自身をいかに愛せるか。
人はだれしも大きな子どもだから。
ヤヌシュ・コルチャック(作家)