常識とは。「非常識ですよ!」「常識で考えろ」「常識的に考えてありえんやろ」「そんなことぐらい知ってるのが常識でしょ」すべて筆者が頻繁に言われていた言葉だ。それを聞くたびに筆者は凹んでいた…わけがない。「その常識という言葉が非常識」という意味不明の批判をしてその場を去っていた筆者であったが、大学生の時にこのアインシュタインのこの名言をきいて、「あながち間違いじゃなかったんじゃないの?」と救われた気持ちになったのを覚えている。常識とは、18歳までに身につけた偏見のコレクションでしかない。 アルベルト・アインシュタイン(物理学者)真理や原理・原則というものは、万有引力のように、条件を満たせば必ず成り立つものだ。常識というものは、人が環境などによって受け取ってきた価値観によるもので、人によって違う。だが、常識というものを真理であるかのように捉えて、行動・発言してしまっていることが筆者もある。気をつけて、何が真理で何が常識なのか見極めていきたい。