本日は、体育祭であった。





どの競技も、それぞれ生徒たちの個性が輝き




感動するものばかりであったが、




特に感動したのが、




「友情の架け橋」という競技だ。




私が副担任をしているクラスが一位をとったのだが、




写真のように、クラスの男子全員の背中を、1人が渡っていくのであるが、






これが難しい。




「渡り人」は人の背中を渡り続けるために、




オーラを足に集中。




臆すことなく素早く正確に




背中を渡り続けた精神力と集中力は賞賛。




「渡し人」は、背中の角度が命。




渡り人が踏む際に角度がついてしまっていたら




バランスが崩れスピードが落ちることになる。




また、素早く強力な「橋」の形成技術がなければ




これもまたスピードが落ちる。




おそらく渡し人ひとりひとりが200m走ばりの速度で移動したはず。




そして、この勝利への中核をなしたのが、




あの青年、「繋ぎ人」




渡り人の隣で手を繋ぎ、崩れかけたバランスを補正。




スピードも渡り人に合わせなければならない。



 
渡し人の背中の角度や形成スピードの状態を見ながら、




クッションと踏ん張りの2役をこなした。




体と足への攻防力を何対何で振り分けるか・・・。




おそらく誤差1%以内の精度を要求されていたはず!




これほど経験とセンスが要求される技術は他にない!




経験不足を補って、余りある天才的なセンスによって




青年はこの難関を見事クリアした!




恐ろしい才能・・・!




おそらく筆者があの域に到達したのは20代後半・・・。




さぁ、HUNTER×HUNTERのパクリはこれぐらいにして、




とにかく素晴らしかった!勝利おめでとう!




磨いて光る才能たちのまばゆさを、




見させていただいた。




何かを光らせるには、

光るまで磨くだけでいい。

斎藤茂吉(歌人)