昨日は、とべ動物園に行った。






筆者は、自分の子ども時代から、とべ動物園の




ヘビーユーザーである。




自分のときには、スネークハウスには




行きと帰りの2回は必ず行っていた。




子どもが生まれても、当たり前のように




家族全員分の年パスを購入して通っている。




昨日もいつもと同じように園内を歩いていると、




ベンチから口論らしきものが聞こえてきた。




「そうじゃない!!




動物園には保護機関としての役割があるんよ。




確かに、君の言う




自然に返すべきという意見も分かる。だが・・・」




30代後半と見られる男性が熱くなって




声が荒く大きくなっている。




筆者もテンションが上がった。




(いいねえ、昼間の動物園談義!




で、お相手はどんなおじさんかな??)




と、談義の相手を見やると、




なんと、




2才くらいの男の子であった。







男性はさらに続ける。




「世界の動物は減少していて、




絶滅危惧種も増えている。




それを保護した上で、




危惧種であるという認知を広げることで・・・」




男の子はもう俯いていた。






その後筆者の視界から消えても




男性の弁舌は振るわれっぱなしであった。




「いや、子ども相手にそこま・・・」




筆者が言うまでもないだろう。




こんなときは、今日の名言に締めていただくとしよう。




それでは、どうぞ!




そんなにたいそうなことは

この世の中に一つもない。

たいがい笑ってごまかせることだ。

森繁久彌(俳優)