筆者が会ってきた大人で




「かっこいいなぁ」




と思う大人は、




必ずといっていいほど




すばらしい笑い皺ができている。




もはや、




その人がかっこいいから笑い皺が好きなのか、




笑い皺が好きだからその人がかっこよく見えるのか




わからないぐらいだ。




それぐらい、




その人の人生の充実を集約したものではないかと




筆者は思っている。




「笑い」は、筆者が最も大切にしていることのひとつである。




お互いが心から笑っているとき、




そこにあるのは、「相手への肯定」だけである。




「笑う」という行為は、




地球上では、人間だけに与えられた行為である。




行為は感情に先行する。




「楽しいから笑うのではなく、




笑うから楽しい」




というのは真実であると筆者は思う。




であれば、楽しく生きるためには、




どんどん笑っていけばよい。




まず自分が笑い、




その笑いが伝播する空間を作っていきたい。




そうして、




「究極の笑い皺」を我が身に刻みつけたい。




どうせ年をとるなら、陽気な笑いで

この顔にシワをつけたいものだ。

 ウイリアム・シェイクスピア(劇作家)