◎イヤな人が、どうして身近にいるのか?
あなたのまわりにも、みんなから嫌われているイヤな人っていますよね。
すぐ感情的になるので、一緒に仕事したくない同僚。
部署間で引き取り手がなくてここにいる、仕事の足をひっぱるだけの上司。
面倒くさくて、最低限しか関わりたくない親類。
いちおうグループの中にいるけれど、エキセントリックなので、あたらずさわらずにつきあっている人、などなど。
みんなが「この人、なんでここにいるんだろう?」というタイプ。
こういう人たちは、ある役割のために、あなたの身近にいます。
古い言い方ですが、人生劇場という言葉を、聞いたことがありますか?
人生はひとつの舞台であり、その中でいろいろな配役をあてがわれている、という考え方です。
優しくて誰からも愛される人、頼りになる人、信念を貫く人などは人気があり、皆さん、そういう役をやりたがります(笑)。
でも、それだけでは、劇は成立しません。
イヤな人、悪役なども必要なのですね。
みんなが良い役に手をあげる中で、みんながやりたがらないイヤな役を、あえて引き受けてくれた人たち。
それが、今、あなたの身の回りにいる、みんなから嫌われている人なのです。
みんなの魂の成長のために、あえてその役を引き受けてくれているのですね。
こういう人たちのおかげで、あなたも学び、成長できている部分がたくさんあります。
今度、イヤな人に関わってしまった時は、イヤだなぁと思った後でもいいですから(笑)、
「この人は、みんなの成長のために、あえて損な役割を引き受けてくれている人なのだわ」
という目で見てみてくださいね。
そのほうが、気持ちがラクになりますよ。^-^