気晴らしに撮り貯めた写真を見てみた。
今回はマレーシアの思い出 その⑦

27年前にマレーシアに短期駐在した時の思い出です。

ブルー・モスクの思い出

仕事終りに若い現地スタッフに誘われブルー・モスク近くのボーリング場に出かけた。
現地スタッフ運転の車でブルー・モスクに向う。
イギリスの影響を受け日本と同じ左側通行です。
けっこうスピードを出す。
カーステレオを大音量でガンガン鳴らす。

夕日を背景にブルー・モスクが見えて来た。



ボーリング場の有るショッピングモールに到着した。
ボーリングの前にブルー・モスクが見たいと言うとビル屋上に連れて行ってくれた。
ビル越しにブルー・モスクが良く見える。
遠目で見てもブルーの幾何学模様が美しい。
しばらく見惚れ数枚の写真を撮った。



ビル1階に降りてボーリングで勝負した。
日本のと変わらず、貸靴が有りピンセットから得点計算まで全自動である。
2ゲーム勝負でゲーム開始。
結果は、自分も現地スタッフもボロボロのなかで私が優勝した。
景品も何もないが「イブラヒム」と言うあだ名を付けられた。
彼らは、日本人ほど給料をもらっていないと思い、ブルー・モスクを見せてくれた感謝を込め料金は私が支払う。


日も暮れもう一度ブルー・モスクが見たいと言うと近くまで案内してくれた。
尖塔に光るイルミネーションがとても美しい。
当時の感度の低いフィルムカメラで撮影する為に車のルーフにカメラを置きセルフタイマーで長時間露光し何とか撮影できた。


その後彼らと現地の方が集まる屋台で甘い甘い鳥の串焼きを食べ片言で歓談した。

彼らは、酒は飲まない。

コーラを飲みながら食べていた。


空を見上げるとすっかり暮れて、雲間には南国の星々がまたたいていた。

つづく