こんにちわ、たまりんです。

今回は、MTBの釣り専用自転車化改造の記事です。

 

 

 

 

 

昨年からライド&フィッシュを本格化させて、片浜方面へは1年間で9回ほど行きました。

 

その際の装備はこんな感じで定着しています。

●バイクは錆びにくいカーボン車のS-WORKS HT。

●基本的に装備はドイター・フューチュラ28で背負う。

●バイクを5ボトルホルダー化して重い水物だけは車載。

 

 

 

これで何とかやってきましたが、釣行を重ねるうちに不満も出てきました。

①リュックが弁当・釣り道具・保冷剤等で8kgを超えてしんどい

②すでにリュックが満杯で冬場は防寒具を持つ余裕がない。

③性能的に劣る小継パックロッドしか持っていけない

 

 

 

そこで

●積載能力の向上、そして

●標準的な2ピースロッド運搬可能

な釣り自転車を目指して改造を行うことにしました。

 

 

 

 

 

 

■■準備した物■■

 

 

①樹脂製コップ

何故にニコちゃんと思うかもしれませんが、あえてニコちゃん(笑

 

②ハンドル装着用ボトルケージ台座

 

③KCNCハブライトアダプター

 

①&②&③を組み合わせて、

ロッド受けとなります。

 

バイク装着状態

VOLT400も辛うじて装着できました。

 

 

 

 

④3×20mmアルミ押し出し材

 

⑤ミノウラ・ボトルケージホルダーBH-100

 

⑥発泡ウレタン

 

④を切断、穴あけ、曲げ、面取り加工をして、

 

そして④&⑤&⑥を組み合わせて、

ロッド支えとなります。

 

バイク装着状態

ブレーキ操作等に影響ない寸法にしました。

 

 

 

 

⑦トピーク・MTX TRUNK BAG DX 12.3L

ロール式サドルバッグは内容物の出し入れが不便なので固定容量式です。

 

⑧トピーク・MTX BEAMRACK V-TYPE

タイヤまでのクリアランスに余裕があるので下折れタイプです。

 

⑨GRUNGEアルミシートポスト

今まで衝撃吸収性に優れたホワイトカーボン(グラスファイバー)製にしていたのをキャリヤ装着に伴いアルミシートポスト化

 

 

⑦&⑧&⑨を装着して、


タイヤともサドルともクリアランスはバッチリOK

しかし身体の硬いおじさんは跨ぐのが大変になった(苦笑

 

 

 

 

そしてロッドホルダー部へのロッド装着方法は、こんな感じ。

ロッドは、先端側とグリップ側共に保護用のネオプレンペットボトルカバーを被せた状態でセット。

 

ハンドル部のステーにはネオプレンロッドベルトで固定。

この方式で、走ってもぐらついたり、カタカタ音が出たりせずに、しっかりかつ優しく固定できました。

 

 

 

 

リヤバッグは既製品なのでそれなりに値は張りましたが、ロッドホルダーはアイデアで安くあげることができました。

釣り専用自転車と言っても、取り付けた3点は全てクイックリリース式なので、すぐに元に戻せるのもポイントです。

 

構想と部品集めに約2ヶ月、製作期間半日のプロジェクトでした。

 

 

 

 

S-WORKS HT Ver.14.0

釣行自転車仕様

 

ちなみに装着しているのは9フィート6インチのショアジギングロッドで、これがほぼ限界の長さの感じ。

コップの代わりに30cm位の塩ビ管を使えば積載位置は下げられるが、クイックシャフトへの負担が大きくなるので実施するかは悩ましい。